コブクロ・黒田俊介、小渕健太郎に続いて不倫疑惑報道でファン落胆… 「純愛ソング歌ってるのに本人は…」でファンキー加藤にも飛び火

斉木順

 人気デュオ「コブクロ」の黒田俊介が11日、不倫疑惑とそのお相手の自殺未遂を報じられ、所属事務所を通じて謝罪した。同デュオは過去に相方の小渕健太郎も不倫疑惑を報じられており、多くのファンが落胆している。

 黒田の不倫疑惑は、11日付の「文春オンライン」(文藝春秋)が報道。記事によると、黒田は妻子ある身でありながら2019年秋から30代の独身女性と不倫関係になっていたという。

 だが、昨年から関係が悪化し、女性がLINEでのやり取りを黒田の自宅ポストに投函するなどの行為に及び、黒田は女性を「ストーカー」であるとみなして弁護士を通じて警告。そういったトラブルの影響か、精神的に不安定になった女性は今年4月に薬の大量摂取によって自殺を図ったという。

 この報道を受けて、同日に所属事務所が公式サイトで謝罪文を発表。「本日配信されました、『コブクロ』の黒田俊介に関する『週刊文春』の記事につきまして、記事に掲載されている女性、ご家族に対して大変ご迷惑をおかけしましたことを、心よりお詫び申し上げます」と謝罪し、続けて「このような記事に至ったことは、黒田の不徳のいたすところであり、大変責任を感じております」などと綴られている。

 記事の詳細には触れていないものの、文面を見る限りは女性と深い関係にあったのは事実であると認めているようだ。

 コブクロについては、2016年に「週刊新潮」(新潮社)で同じく妻子ある小渕の不倫疑惑が報じられており、親密な関係にあったとする女性タレントとホステス嬢の2人から不貞行為を告発されていた。

 コブクロの楽曲は「純愛」を歌ったものが多いだけに当時も多くのファンをガッカリさせたが、それに続いて黒田にも不倫疑惑が持ち上がったことで「ふたりそろって…」「まさか黒田さんまで」「知りたくなかった」「『永遠にともに』が完全に死んだ」などと落胆の声が続出している。

 コブクロといえば、2004年に発表した名曲『永遠にともに』が結婚式の定番ソングとなっていた。07年にタレントの陣内智則が女優の藤原紀香との結婚式で弾き語りを披露したことで知名度がさらに上昇したが、その約2年後に陣内の不倫騒動によって離婚となったために「縁起が悪い」として、一時は“封印状態”になっていた。

 本人たちもそれをネタにしていたのだが、今度はメンバー自身の不倫疑惑。単なる不倫騒動ではなく「相手の自殺未遂」といった重い要素もあり、ふたたび『永遠にともに』が封印状態になるのは必至といえそうだ。

 さらに、今回の騒動は意外なところにも飛び火している。

 ネット上では「ファンキー加藤もそうだけど、感動的な曲を歌ってるアーティストに限ってエグいことやってる」「純愛ソング歌ってるのに本人は不倫って、ファンキー加藤を思い出した」「もうコブクロもファンモンも純粋に聴けない」といった声が噴出。なぜか、2016年に不倫騒動などを報じられたFUNKY MONKEY BΛBYSのファンキー加藤に言及する人が多いのだ。

 本来は今回の件と無関係のはずだが、純愛ソングでファンを感動させていたのに本人は……という意味で共通しており、とばっちりでファンキー加藤が過去の騒動を蒸し返される格好となっているようだ。
 
 コブクロの場合は「ふたりそろって不倫報道」という重い十字架を背負うことになるだけに、ファンキー加藤と同じかそれ以上に騒動は尾を引くかもしれない。
(文=斉木順)

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