元乃木坂46の白石麻衣が、9日に放送されたバラエティ特番『お笑いオムニバスGP』(フジテレビ系)に出演。番組内の企画「2億4千万のものまねメドレーGP」で出場者でもないのにまさかの優勝を果たしたが、その理由をめぐって「彼氏がいない」との重大情報がもたらされ、ファンが大騒ぎとなった。
同企画では、郷ひろみのヒット曲『2億4千万の瞳 -エキゾチック・ジャパン-』に乗せ、ものまね自慢たちが得意のネタを披露。白石は出場者ではなかったが、途中で進行役のおぎやはぎから「まいやん、ものまねできないの?」と振られる一幕があった。
白石は、モデルのローラが麻雀をするという設定で「リーチ、イッパツ?タンヤオ?ピンフ、ドライチ…」とつぶやき、最後に「エイトサウザンド!(8000点)」とポーズを決めるという、やたら完成度の高いものまねを披露。スタジオは爆笑となったが、あくまで「余興」という位置づけのはずだった。
ところが、審査委員長のとんねるず・石橋貴明は最後の結果発表で「まいやんです!」と白石の優勝を宣言。並みいる強豪を押しのけて、出場者でもない白石が優勝をかっさらう格好となった。
驚く白石本人や出場者たちをよそに、石橋は「とにかく圧倒的なローラの麻雀」と白石のものまねを絶賛。さらに、優勝の最大のポイントとして「何度もこの本番中に聞いていたんですけど、彼氏がいない、と。それが決め手です」と語り、白石に恋人がいないことを暴露する展開となった。
これにネット上のファンたちは大興奮。「とんでもない朗報」「まいやんに彼氏いなくてホッとした」「まいやん彼氏いないのか…そりゃ優勝に決まってる」などと歓喜の声が続出し、一部では「貴さんありがとう」「まいやんの彼氏いない情報を話してくれた貴さん最高」などと石橋への感謝のコメントも寄せられている。
その一方で「建前で言っただけでしょ」「本番中に彼氏いるなんて言うわけない」と懐疑的な声もあるが、ファンからは「ウソだーと思ったけど、釣り合う男がいないのかも」「確かに高嶺の花すぎて誰も近づけなさそう」「まいやんにアタックできる男いない説」といった意見も上がっているようだ。
白石といえば、乃木坂46としてデビューしてから卒業までの約9年間、清純派アイドルとして「完全ノースキャンダル」を貫いたプロ意識の高さで知られる。形式的には昨年10月のグループ卒業で「恋愛解禁」となったはずで、多くのメディアが初スキャンダルを狙っているといわれるが、いまだに浮いたウワサは一切出てこない。
あまりに強大な美人オーラが下心のある男性を近づけさせないのか、本人に彼氏をつくる気がないのか、それとも“建前”で言っただけなのか……。女優やタレントとしての活動と共に、今後は初ロマンスをめぐっても熱い視線を集めることになりそうだ。
(文=斉木順)
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