川栄李奈、AKB卒業後のキャラ変は「事務所の指示」とぶっちゃけ! 過去を黒歴史にしない姿勢にファンは好印象
斉木順
川栄の返答を受けて、進行役を務める陣内智則も「AKB48の時はちょっとおバカな子みたいなイメージだったけど、今は完全な、真正面の女優さん」と変化を指摘。すると、川栄は「事務所から『卒業したら(イメージを)変えていきましょう』って」と語り、所属事務所からの指示だったことをぶっちゃけた。 これにネット上では「結果的にキャラ変して大正解」「キャラ変があったから元AKBで一番大化けした」「おバカキャラ時代を封印してるわけじゃないのが好印象」「さすがに足臭とおバカじゃ女優さんとして売れないもんね笑」などと、キャラ変に理解を示すコメントが続出している。 しかし、続いて川栄が「役作りのために11日間の断食で4.5キロ痩せたけど、撮影が終わって食べたら1日で元に戻った」というエピソードを披露すると、二宮たちから「しっかりバカじゃん!」「変わってなくて安心した」との声が。どうやら、女優になっても素はそれほど変わっていないようで、相変わらずの天然ぶりを発揮していた。 ただ、キャラ変によって色眼鏡で見られなくなったことで演技の実力が正当に評価されるようになったのは事実で、放送中のNHK大河ドラマ『青天を衝け』では徳川慶喜(演:草なぎ剛)の正室・美賀君を好演。また、今年後期のNHK朝の連続テレビ小説『カムカムエヴリバディ』で深津絵里、上白石萌音と共にトリプル主演を務めることも決定しているが、その抜擢にキャラ変の影響があったのは間違いないだろう。 しかし、かといっておバカキャラ時代を「黒歴史」とせず、明るく語ってくれるのはファンにとって好印象。親しみやすさと人気女優の顔を併せ持った存在として、今後もファンに愛されることになりそうだ。
(文=斉木順) <ライタープロフィール>
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