AKB48グループが東日本大震災復興支援特別公演

編集部
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  AKB48グループが11日、「誰かのために」プロジェクトの一環として、全国の各劇場および会場で「東日本大震災復興支援特別公演~誰かのためにプロジェクト2017~」を行った。

  AKB48グループは、2011年3月11日に起きた東日本大震災の後、「誰かのために」プロジェクトを立ち上げ、定期的な被災地訪問活動など被災地の人たちへの復興支援活動を継続的に行ってきた。

  2011年5月から今年の3月4日までの計63回の被災地訪問では、トラックをステージに見立てたミニライブや握手会、クリスマスやバレンタインイベント、地元の会場や幼稚園、学校でのミニライブなどを開催してきた。

  この日は「東日本大震災復興支援特別公演」が各劇場で実施され、「NMB48」は、地元・大阪の京セラドームで特別イベントを開催。

  東京・秋葉原のAKB48劇場では、「AKB48」の「チームB」が昼公演で復興支援特別公演を行い、公演の終盤には同日夜に同劇場で公演を行う「HKT48」のメンバーを呼び込み、一緒に『掌が語ること』と『誰かのために」』を、心を一つに歌唱した。

  6年前、震災が起きた午後2時46分には、震災の犠牲になった人たちに哀悼の意を表し、メンバーたちが黙とう。
  愛知・名古屋のSKE48劇場、新潟・万代のNGT48劇場でも、1 分間の黙とうが捧げられた。
  さらに、公演後には、劇場ロビーで義援金の募金が行われたほか、チャリティーTシャツも販売された。

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  また、「NMB48」が京セラドーム大阪で行った「What can I do for someone? in 京セラドーム大阪 復興支援イベント」には約3万人が来場。

  当日は、復興支援活動の一環として、会場内に募金ブースを設置。
  「NMB48」メンバーが協力を呼び掛けて、メンバーがデザインしたチャリティーTシャツも販売された。

  メインステージでは、各チームによるライブパフォーマンスやファッションショー、来場者参加型のクイズ大会、メンバーの特技や個性を活かした企画ブースを展開。
  AKB48グループのメンバーが、沿岸被災地の子供たちとの4年間の交流を経て作成した、岩手県山田町ジオラマ「やまだまち48」が関西では初めて展示された。

  6年前に震災が起きた午後2時46分には、震災の犠牲になった人たちに哀悼の意を表し、メンバーたちが全員起立して1分間の黙とうを捧げた。

  「AKB48」の柏木由紀は、「私は今月4日に福島県に訪問させて頂いたのですが、伺った会場には幼稚園児や小学生のお客さんが多数来てくださいました。私自身、福島県に訪問したのは3回目ですが、6年前の2011年のクリスマスに訪問した時に、その時に会った福島県の子供たちと『また来るね』って話をしていたので、この前訪問した時に、その時の約束を果たせたのがすごくうれしかったです。みんなが歌などで元気になってくれるので、私たちにもできることがあるんだな、まだまだ続けていきたいなと思いました」。

  「AKB48」の渡辺麻友は、「あの日あの時の気持ちを思い出して歌を歌って、黙とうを捧げさせて頂きました。私たちの支援活動は微力かもしれませんが、何かに繋がればいいなという希望と思いを込めて、これからも続けていきたいと思います」と語った。

  「NMB48」の山本彩は、「改めて、東日本大震災の被害に合われたみなさまを、心からお見舞い申し上げるとともに、そのご家族のみなさまの傷が早く癒されるように、私たちもこの活動を通してできることを、精一杯やらせて頂きたいと思っております。本当に本日はみなさま、ご協力を頂きましてありがとうございました」。

  「NMB48」の矢倉楓子は、「今年は宮城県山元町に行きました。被災地には何度か訪問させて頂いているんですが、そのたびに逆に私の方が笑顔や元気を頂いて。今回もちびっこたちも一緒に歌って、踊ってくれて、笑顔を頂きました」と話した。

  「NMB48」の須藤凜々花は、「『NMB48』は、これからも被災地方々を応援できるように、たくさんの活動を続けていきたいと思います。そして、ここ本拠地大阪での公演や色々な活動も続けていきたいと思いますので、みなさまよろしくお願い致します」とコメントした。

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