オリエンタルラジオ・中田敦彦の妻でタレントの福田萌が27日、ボイスメディア「Voicy」で配信している「福田萌のIziUラジオ」を更新し、ある発言が物議を醸している。
その問題の音声は28日までに消されてしまったが、27日付日刊スポーツによると、福田はこのまま現地に住み、長男が永住権を取得した場合に兵役が課せられることについて「今は全然、信じられなくて、『イヤイヤイヤ、それはさすがにご勘弁』って感じなんですけど」と発言したと伝えている。
この報道に対し、ネット上では「勝手に移住しといて、“さすがにご勘弁”って言い方は他国に失礼」「結局、いいとこ取りなんだね」と否定的な声が上がる一方、「中田に振り回されてかわいそう」「本当は子どもと日本に帰りたいのでは?」と心配する声もあるようだ。
福田は先月、中田の後を追う形で長女と長男を連れてシンガポールに移住。当時、コロナ禍での海外移住の大変さをブログに綴っていた。
今月26日の「Voicy」の配信では、自身が一時的に体調を崩していることや、英語が話せず不安を抱えていること、さらに現地で「映画を話せる友だちもいない」ことから、英語で会話を楽しむ“ママ会”のグループを街で見かけては「ヘコむ」などと語っている。中田は昨年7月、自身のYouTubeチャンネル「中田敦彦のYouTube大学 – NAKATA UNIVERSITY」で有効な“英語学習法”について解説していたが、一番側にいるはずの福田は英語が話せず苦しんでいるようだ。
加えて、福田は4歳の長男が通う幼稚園から園での様子が動画で送られてきたことを報告し、「息子は座り込んで、ずっと膝をイジってる」「胸がいたくなって。きっと英語もわからないし」「かわいそうだなと思っちゃった」と母親としての苦しい胸の内を明かしている。
また28日の配信では、「生活に早く馴染まなきゃとか、慣れなきゃみたいな感じで。焦る気持ちが自分の中であったので、体調崩したり、精神的に参ってしまったりってこともきっとあったと思う」と自己分析している。前出の“兵役発言”も、追い詰められた精神状態でポロっと出てしまった言葉なのかもしれない。
(文=鈴木紬)
<ライタープロフィール>
芸能誌の編集者を経て、エンタメ系ライターとして活動。関心のあるジャンルは、女性アイドルグループ、K-POP、ドラマ、お笑い、ユーチューバーなど。芸能人のSNSのパトロールが日課。