元・Hey!Say!JUMP・岡本圭人、あまりに早い“親子売り”!? 演劇学校留学の成果発揮に期待!

北河花

 元Hey! Say! JUMPの岡本圭人が、8月30日から東京芸術劇場・プレイハウスで上演される舞台『Le Fils 息子』で単独初主演。実父でジャニーズ俳優の岡本健一と“親子共演”を果たすことが発表された。

 2018年にパリで初演された同作は、仏の劇作家フロリアン・ゼレール氏が脚本を手掛け、世界13カ国で上演された人気作。両親の離婚に動揺する17歳の二コラ役を圭人、そんな息子と向き合おうとする父・ピーエル役を健一が演じる。

 私生活でも両親の離婚を経験している圭人は、「僕がこれまで歩んできた人生と主人公・ニコラの人生とが重なり、彼の心情や言葉がまるで自分のことのように痛いほど理解することができました」とコメント。健一は「血の繋がった父と息子が織りなす、ある家族の物語の生活を、劇場にて公然と覗き見てください」とPRしている。

 圭人のラストライブからわずか10日後の発表に、ネット上では「もう主演!? 圭人すごい! しかも健一さんと共演なんてうれしい!」「留学してた成果をやっと披露できるね! 楽しみ」と祝福の声が上がる一方、「結局、圭人は健一パパの力に守られてるじゃん…」「圭人は結局、親子で売っていくんか。まぁ…そうだろうね」と複雑な心境のファンも。なかには、“二世タレント”であることが強調されるとして、「圭人の頑張りが純粋に評価されないのでは?」と心配する声もあるようだ。

 圭人は18年9月からアメリカの演劇学校に留学し芸能活動を休止していたが、ジャニーズ事務所は今月5日、「4月11日をもちまして、Hey! Say! JUMPでの活動を終了し、弊社所属タレントとして、俳優業を中心に活動いたしますことをご報告申し上げます」と発表。岡本は留学直前に出演したラジオ番組で「帰ってきた時にHey! Say! JUMPがもっとよりパワーアップしたグループになれるよう、自分もアメリカの方で一生懸命勉強して、未来のHey! Say! JUMPにふさわしい人間になりたい」などと語っていたため、「裏切られた」とショックを受けた人は少なくない。

 グループ時代、「デビューできたのはパパがジャニーズにいるおかげ」と揶揄されることもあった圭人だが、そんな声から庇うように、留学中も多くのファンがネット上で圭人の魅力を語り続けてきた。そんなファンからすると、ソロになって一発目が“親子共演”であることを素直に喜べないのも仕方ないのかもしれない。

 とはいえ、本当の親子が演じる『Le Fils 息子』は、演劇ファンからの関心も高いだろう。Hey! Say! JUMPのメンバーと比べても俳優としての実績が少ない岡本だが、留学の成果をステージで発揮してほしいものだ。
(文=北河花)

<ライタープロフィール>
『人間・失格~たとえばぼくが死んだら~』(TBS系)の堂本剛に衝撃を受けて以来のジャニーズウォッチャー。大野智主演『世界一難しい恋』(日本テレビ系)の続編放送を夢見ながら執筆中。

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