松たか子主演『大豆田とわ子~』初回視聴率低調も… 「ドはまり」するファン続出!?

鈴木紬

 松たか子主演の連続ドラマ『大豆田とわ子と三人の元夫』(フジテレビ系)が13日にスタートし、平均視聴率が7.6%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)を記録したことがわかった。

 同作は、2017年1月期の『カルテット』(TBS系)に出演していた松、松田龍平、人気脚本家・坂元裕二氏が再集結した“ロマンチックコメディー”。建設会社の新社長となった大豆田とわ子(松)と、個性的な3人の元夫(松田、東京03・角田晃広、岡田将生)の不思議な関係がテンポよく描かれる。

 初回では、最初の夫(松田)が疲弊したとわ子を膝枕するシーンや、二番目の夫(角田)と3番目の夫(岡田)がとわ子への未練を明かすなど、今後のロマンスを期待させるシーンもあった。一方で、3人が離婚した理由は最後まで明かされず、視聴者の興味を誘うこととなった。

 全編にわたって頻繁にナレーションが入る演出が特徴的な本作だが、この声を女優の伊藤沙莉が務めていることが初回の放送で明らかになった。伊藤は13日に自身のInstagramで「やっっっっっっと言える!! サプライズでございます」「面白すぎる作品に携わらせていただけて幸福の極みです!!!」などと綴っている。

 本作の初回視聴率7.6%という数字は、同枠前期の藤原竜也主演『青のSP―学校内警察・嶋田隆平―』の初回8.9%を1.3ポイント下回る低調ぶり。しかし、ネット上では「全部のシーンが面白すぎる!」「センスが爆発してる。はまっちゃった」「松たか子のコメディエンヌぶりが素敵」といった声が相次いでおり、初回にして“ドはまり”した視聴者も多そうだ。

 「ギャラクシー賞」をはじめ17年のテレビ・ドラマ系アワードで高い評価を得た『カルテット』は、全10話中9話が平均視聴率1ケタだった。ドラマファンの熱量と視聴率が比例しないのは、“坂元作品”の特徴といえるかもしれない。

 低調なスタートとなってしまった『大豆田とわ子と三人の元夫』。好き嫌いが分かれそうな演出ということもあり、大ヒットすることはないのかもしれないが、熱心なファンをじわじわ増やしそうだ。
(文=鈴木紬)

<ライタープロフィール>
芸能誌の編集者を経て、エンタメ系ライターとして活動。関心のあるジャンルは、女性アイドルグループ、K-POP、ドラマ、お笑い、ユーチューバーなど。芸能人のSNSのパトロールが日課。

松たか子主演『大豆田とわ子~』初回視聴率低調も… 「ドはまり」するファン続出!?のページです。エンタMEGAは、エンタメの最新ニュースをいち早くお届けします。芸能ニュースの真相に迫るならエンタMEGAへ!