マリエ、決意の告発で「私は嘘をつきません」と宣言… 出川哲朗らの事務所コメントに反論で真っ向対決か

斉木順

 タレントのマリエがInstagramのライブ配信で、約15年前の18歳当時に現在は引退している島田紳助氏からお酒の席で「枕営業」を持ちかけられたと告発し、同席していたとされる出川哲朗らに「許せない」などと怒りをあらわにした騒動が波紋を広げている。

 当初はネット上だけの騒ぎだったが、ダウンタウン・松本人志がレギュラー番組で言及するなどしたことで、大手メディアも無視できない状況となっているようだ。

 マリエは4日夜、Instagramのライブ配信で約15年前に紳助氏から「枕営業」を持ちかけられたと主張し、その場に同席していたという出川やお笑いコンビ・やるせなすから紳助氏と肉体関係を結ぶよう促されたと訴えた。特に、マリエは出川に対して「出川さんがCMに出てるのがマジで許せない。本当に許せない」と強い怒りをにじませている。

 この騒動を受けて、出川が所属するマセキ芸能社は9日に「出川本人に確認したところ、番組の収録後の打ち上げで出演者、事務所関係者、番組スタッフなど大勢がいる場では同席したことが一度ありましたが、プライベートで食事に行ったことは一度もなく、お騒がせしているような事実はないと申しております」と見解を発表。

 やるせなすが所属するワタナベエンターテインメントも、同日に「番組収録後の打ち上げで複数の出演者、番組スタッフらと1度だけ当該の女性タレントの方と同席したことはございますが、配信の中で話されているような事実はなかったことを確認いたしました」と否定の文書を公表した。

 これに対して、マリエは11日付の自身のInstagramで「そうです その日の打ち上げでの出来事でした。私は嘘をつきません」と反論。出川・やるせなすの双方が参加を認めている「打ち上げの席」で、枕営業を持ちかけられたのだと主張しているようだ。投稿には、2016年に米歌手のマドンナが女性への差別や抑圧について語ったスピーチの動画が添えられている。

 当初、マリエ側からの一方的な主張かつ15年前の出来事ということもあり、大手メディアは今回の一件を黙殺していた。しかし、出川らの所属事務所がコメントを発表したことで「公の騒動」に変化したようだ。

 11日には、松本がレギュラー番組『ワイドナショー』(フジテレビ系)でマリエに言及した。冒頭でゲストのシソンヌ・長谷川忍が「ズバズバいかせていただきます」と意気込むと、松本が「ちょっとマリエさんについて…」とぶっこみ、長谷川が「ちょ…1回考えさせてください。あれは裏が取れてないんで…」と激しく動揺する展開となった。

 番組で正式にこの話題が取り上げられることはなかったが、松本としては「無視するのはおかしい」と考え、アドリブとして入れ込んだのだろう。どんな形であれ、全国ネットで松本が言及したことによって騒動がさらに拡大するとの見方もある。

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