昨年いっぱいでグループ活動を休止した嵐のファンクラブ会報の到着報告が、4月初めごろからSNSに続々と書き込まれ、歓喜の声があふれている。さらに、再結集を約束するかのような英文メッセージが感動的だと話題を呼んでいるようだ。
今回の会報はいつもよりも大きいA4サイズで、約40ページの豪華仕様。5人の写真が満載で「ほとんど写真集」「紙質もよくてツアーパンフっぽい」「これは保存用と鑑賞用に2冊ほしい…」「読んでると思い出が蘇ってきて泣ける」「嵐さん、なんでこんなにファンに優しいの」などと、大興奮するファンが続出している。
嵐といえば、グループ活動休止後もファンクラブを継続すると発表したことで「ソロのファンクラブに移行すべきでは」「グループ活動していないのに会費を取るのはどうなの?」などと物議を醸した。熱心なファンは「むしろ嵐さんを支えるために払いたい」「何もリターンなくてもいいからファンクラブ続けて」と割り切っていたようだが、想像を超える嵐からのプレゼントが届いたといえそうだ。
また、会報の写真に添えられた英文メッセージが「意味深」と話題に。5人の集合写真の下に「Just call ”ARASHI” and we’ll be there for you」という言葉が記されているのだ。これは抽象的な部分もあるので解釈はいろいろあるようだが、ネット上では「『嵐』と呼んでくれたら、僕たちは君のそばに行くよ」という意味とみられている。また、嵐のシングル曲『I’ll be there』と関係している可能性もあるかもしれない。
さらに、会報の裏には「Thank you for the good times. Hope to see you again with smiles」の言葉と笑顔の顔文字。こちらは「楽しい時間をありがとう。また笑顔で会いましょう」という意味とみられ、ファンに“再会”を約束しているかのようだ。
ネット上では「裏表紙の英語に涙出た」「最後の英文が実現しますように…」「嵐からの愛とファンの希望がギュッと詰められた言葉」「本当に素敵なグループだなあ」「嵐は絶対戻ってきてくれるって確信した」などと、感動の声が相次いでいる。
当初、嵐のグループ活動休止は「実質的な解散」との見方が強く、同時にソロ活動を休止するリーダーの大野智については「引退するのでは」との声もあった。だが、大野は昨年末のラスト配信ライブで「僕は明日から、自分のことを考えて自分の時間を大切に生きてみようと思っています。またいつか、人のためになれるように」と、将来的な活動再開を期待させるあいさつ。さらに「では、またね、ありがとう」と、ファンに再会を約束する言葉でひとまずの別れを告げた。
今回の会報のメッセージについても、大野を含めたメンバーたちの意向が反映されているはずで、それが「再会を約束する言葉」だったのはファンにとって何より嬉しい。いつになるかはわからないが、どうやらファンは期待して待っていてよさそうだ。
(文=斉木順)
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