女優の吉岡里帆が、5日に放送されたクイズバラエティ番組『ネプリーグ』(フジテレビ系)にゲスト出演。金銭感覚の「ズレっぷり」があらわになるなど、まさかの「天然キャラ」が明らかになり反響を呼んでいる。
4月8日にスタートする新ドラマ『レンアイ漫画家』(同)で共演する鈴木亮平や木南晴夏らと共に登場した吉岡。「本番に強いタイプだと思うので」とクイズに自信たっぷりの様子だったが、いきなり英語の問題でミス。早々に「激よわだったー」と弱音を吐き、鈴木から「正直ちょっとガッカリしました。前室でも結構自信満々でしたから」とツッコミを入れられる展開となった。
さらに、モノの値段を当てるクイズで「ズレすぎ」な金銭感覚があらわに。手紙の郵便料金(84円)を「180円」と解答し、普通自動車免許の更新手続き料金(優良運転者)は「500円」と予想するも正解は「3000円」。共演者から「免許持ってないんだよね?」とフォローが入ったが、吉岡は「持ってるんですよね。ちゃんと更新も行ってるんですけど」と返答してスタジオをざわつかせた。
東京大学の1年間の授業料(53万5800円)を当てる問題では、吉岡は「100万5800円」と解答。この日の最大となる大幅なズレに「私が(共演者の中で)一番やばい」と苦笑し、共演者から「吉岡里帆さんが金銭感覚がバグりまくっる」といった声も上がった。
また、電車の「JR東京駅から舞浜駅の運賃」(220円)は「950円」と予想し、周囲の共演者の解答と大きく離れた結果に。吉岡はポツリと「自分で自分に引いています…」とこぼしていた。
大学入学共通テスト(旧センター試験)の検定料の問題では、吉岡が「私は(センター試験を)受けているんですけど、これぐらいだった気がする」と経験に基づいて「3600円」と解答。だが、これも正解は「1万8000円」で大幅にズレており、同じチームだったEXITのりんたろー。が「里帆、お前裏口だろ」と裏口入学を疑う事態に。吉岡は「いや、違います、違います、裏口じゃないです」と否定したが、木南からは「里帆ちゃん、やっぱりブッ飛んでる」というあきれ声が上がり、鈴木からは「ズレ岡、マズいよ」と新たなあだ名をつけられる始末だった。
さらには「〇〇家」という言葉を3つ答える問題で、謎の「灼熱家」という言葉を生み出してしまう天然ぶりも発揮。最初から最後まで大暴れとなった。
これにネット上の男性視聴者からは「吉岡里帆、思ったよりポンコツで笑った」「クイズで間違えまくる里帆ちゃん可愛い」「ズレ岡とかセコ岡とか呼ばれてて吉岡里帆ちゃん最高だった」「灼熱家は最近で一番笑えた」といったコメントが寄せられ、吉岡の意外な一面に好意的な声が続出しているようだ。
その一方、あまりのド天然ぶりに女性層からは「わざと間違えているのでは」「あざとさを感じた」「天然を演出してそう」といった疑いの声も。新ドラマ『レンアイ漫画家』では、鈴木演じる漫画家からの指示で“あざと女子”に変身する場面があり、吉岡は「私の渾身のあざとさを出しました。振り切ってます」と胸を張っていた。その役作りがまだ残っていて、女性視聴者を中心にした「あざと女子警察」のセンサーに反応してしまった可能性もありそうだ。
いずれにしても、吉岡のキュートなルックスと天然キャラは相性が抜群。これまでは清楚な正統派美人女優という印象だったが、クイズ番組で新たなキャラクターを開花させたことで、新ドラマにも注目が集まりそうだ。
(文=斉木順)
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