ハロー!プロジェクトのアイドルグループ・Juice=Juiceを2月12日に脱退した高木紗友希が、3月いっぱいで所属事務所と契約終了したことが発表された。
所属事務所のアップフロントプロモーションは先月31日、公式サイトで経緯を報告。「今後の活動に関しての話し合いにおいて、高木は最初から『Juice=Juiceのメンバーでないのなら退社したい』『音楽活動を自分なりに頑張ってみたい』と主張」しており、事務所側が「弊社で音楽活動を続けていくという提案、今後について時間を置いて再考すること」を伝えたものの、「話し合いはまとまらず、彼女の意思を尊重することに」したという。
高木といえば、2月11日付「文春オンライン」(文藝春秋)に人気ソロアーティスト・優里と半同棲状態であると報じられ、翌日、Juice=Juiceをスピード脱退。このとき事務所側は公式サイトに「ハロー!プロジェクトのメンバーとして、自覚を欠いている」と厳しい言葉で綴り、高木も「グループの一員として、自覚が足りない軽率な行動でした。沢山の方の気持ちを裏切ってしまいました」「許してもらうことは出来ないと思います」と反省の弁を繰り返していた。
現在、ネット上では「紗友希が音楽活動に意欲があってよかった!」「芸能界引退じゃなくてほっとした」と胸を撫でおろすファンが相次いでいる。高木がどんな音楽活動を望んでいるかは不明だが、歌唱力に定評があるだけに、実力派シンガーとしての道も期待できるだろう。
そんな高木の大きな決断にファンが揺れるなか、交際相手とされる優里は、ロングヒット中の楽曲「ドライフラワー」が先月31日公開のBillboard JAPANストリーミング・ソング・チャート“Streaming Songs”で首位を獲得し、10連覇したことが話題になっている。
優里は高木との熱愛報道後も、高木と同時進行で別の2人の女性とも交際していたことや、関係者の前で「10代の子たちはみんな馬鹿だから。ちょっとバズればファンが簡単に増える」と言い放ったことなどが報じられイメージダウンしてしまったが、楽曲の人気ぶりは相変わらず。今年の『NHK紅白歌合戦』初出場への期待も高まっている。
熱愛報道を発端として、事務所を去ることになった高木。優里は一連の報道にダンマリを続けているが、いまの心境は……。
(文=鈴木紬)
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芸能誌の編集者を経て、エンタメ系ライターとして活動。関心のあるジャンルは、女性アイドルグループ、K-POP、ドラマ、お笑い、ユーチューバーなど。芸能人のSNSのパトロールが日課。