KAT-TUNの亀梨和也が主演した連続ドラマ『レッドアイズ 監視捜査班』(日本テレビ系)が27日に最終回を迎えた。亀梨の好演やスリリングな展開に視聴者が夢中になった一方、共演した後輩のSixTONES・松村北斗の評価が急上昇する事態が起きているようだ。
同作は、最新鋭の監視システムを駆使する特殊組織KSBC(神奈川県警捜査分析センター)を舞台にしたサイバークライムサスペンス。主演の亀梨をはじめ、松下奈緒、シシド・カフカ、木村祐一、趣里ら個性的なキャストがレギュラーを務めた。
その中でも、放送のたびにSNSで大反響を巻き起こしていたのが、KSBCの若き天才ハッカー・小牧要を演じた松村だ。小牧は何をやっても気だるそうに淡々と対応するが、実は内に強い正義感を秘めているというキャラクターで、松村のルックスや独特の雰囲気と非常にマッチしていた。
ネット上では「めっちゃハマり役」「天才ハッカーの役、似合いすぎ!」「北斗くん役ぴったり」「今までで一番、北斗くんに合ってる」などと絶賛の声が続出し、これまで彼のことを知らなかった視聴者からも「ハッカー役の人、カッコイイし意外と演技上手い」「ジャニーズって初めて知ったけどいい役者になりそう」といった意見が寄せられた。
また、松村はその顔立ちから「子犬系男子」とも呼ばれ、放送中に彼の愛称である「ワンコ松村」がSNSでトレンドワード入りする事態に。松村の「ワンコみ」に悶絶するファンも多く、趣里が演じる情報分析官・長篠文香に無視されてシュンとしているシーンなどが放送されると、ネット上では「完全にご主人に怒られたワンコ」「しょんぼりしてる北斗くん、ワンコ感がやばい」「天才ハッカーとワンコみのギャップがたまらない」といった声があふれることになった。
ちなみに、同じSixTONESの京本大我は「ネコ系男子」ともいわれ、同一グループで「イヌ顔派」「ネコ顔派」の双方の女性ファンを取りこんでいるようだ。
松村は各メディアでも放送中から主演の亀梨に負けないほど「ハマり役」などと称賛され、27日付の「東スポWeb」では『主役を食うほどの存在感』『主演の亀梨さんを「食っている」と評価されるほど』とまで絶賛されている。
松村は公開中の映画『ライアー×ライアー』に森七菜とW主演し、今年後期のNHK朝の連続テレビ小説『カムカムエヴリバディ』への出演も決定。ジャニーズ若手の「俳優部門」のなかで頭ひとつ抜け出た存在になっているが、今回のドラマでその評価をさらに高めたといえそうだ。
『レッドアイズ 監視捜査班』の最終回ラストシーンは明らかに続編を匂わせるものとなっており、遠くないうちに「天才ハッカー役のワンコ松村」が再び見られそうなのもファンにとって嬉しい。ジャニーズ若手の再注目株として、松村に今後も熱い視線が集まることになりそうだ。
(文=斉木順)
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