沢尻エリカが映画「不能犯」で初の刑事役!
編集部
現場では、必ず黒スーツの男の姿が目撃される。
男の名は宇相吹正(松坂)、彼こそがSNSで噂の〈電話ボックスの男〉だった。
とある場所の電話ボックスに、殺してほしい理由と連絡先を書いた紙を貼ると、必ず引き受けてくれるというのだ。
ターゲットは確実に死に至るのだが、その死因は病死や自殺に事故──。
そう、宇相吹の犯行は、すべて〈不能犯〉だった。
今日も、愛と欲望、嫉妬と憎しみを抱えた依頼人が、電話ボックスにやって来る。
宇相吹の真の目的は、他にあるとも知らず──。
突如、現代の日本に出現した〈不能犯〉のプロフェッショナル。 その驚異の手口と壮大な目的を描く新感覚サスペンス・エンタテインメント作品。 沢尻は、誰もが振り返る署内一の美女だが、嘘と曲がったことが大嫌いで、あふれる正義感で悪を倒し、口は悪いが部下や改心した前科者の面倒見もよく、人望厚い姐御肌の刑事・多田友子役で出演。
松坂扮する宇相吹正と対峙するヒロインの女刑事役を熱演する。
沢尻にとっては初の刑事役となるが、劇中ではキレのあるアクションも披露しているという。 沢尻は、「今回の作品は、初めての刑事役でアクションにも挑戦しました。私が演じる多田友子という役は、原作では男性のキャラクターですが、映画では女性の設定になっています。キャラクターのイメージは男性そのままで、正義感や意思が強く、内に秘めた熱いものを持った男っぽい女刑事になっています」。 続けて、「松坂さんは、本当に漫画から出てきたんじゃないかと思うほどイメージ通りのミステリアスな宇相吹を演じられていました。役者として尊敬できる素晴らしい方でした。そんな松坂さんや私の支えになっていたのが、白石監督でした。白石監督はとてもチャーミングな方で、映画自体は怖いシーンもありますが、現場を和やかにしてくれるムードメーカーでもあり、とても楽しい現場でした。すごくワクワク、ドキドキしながら撮影をしていました」とし、「素敵な作品に仕上がると思います。ぜひ楽しみにしていてください」とコメントしている。 ©宮月新・神崎裕也/集英社・2018「不能犯」製作委員会