市原隼人&山崎育三郎が“激しい殴り合い”!? “浜崎あゆみドラマ”超えに期待

大西かずや

 4月2日と9日の2週にわたって放送予定のスペシャルドラマ『殴り愛、炎』(テレビ朝日系)でメインキャストを務める市原隼人、瀧本美織、山崎育三郎が3月24日発売の情報誌「月刊ザテレビジョン」(KADOKAWA)に登場。脚本を務める鈴木おさむ氏の独特の世界観をPRし、読者の笑いを誘った。

 男女の激しい恋愛バトルを描き、“ドロキュンラブストーリー”と銘打たれた同作。鈴木氏といえば、2017年に放送された連続ドラマ『奪い愛、冬』(同)以降、登場人物の感情を過剰に表現するなどの演出で一世を風靡した『大映ドラマ』のエッセンスを盛り込むようになり、その強烈な世界観で視聴者の目を釘付けにしている。

 特に浜崎あゆみのデビュー秘話をドラマ化した昨年4月期放送の『M 愛すべき人がいて』(同)は、田中みな実が演じたヒロインの恋敵役のキャラクターがあまりに濃すぎたため、SNS上では「出しゃばりすぎ」「面白い」などと賛否両論を巻き起こしていた。

 そんな“鈴木ワールド”は今作でも健在で、市原いわく「ラブストーリーはもちろん、サスペンス要素、コメディー、アクション、涙もあり、本当に全てのエンターテインメントが詰まっていると思います」とのこと。

 その中で特に印象的なシーンとして3人が挙げた“殴り合い”については、山崎が「マグロの一本釣りみたいに吹っ飛んでいます(笑)」と説明しているが、「どういうこと(笑)」「気になる」などと読者の興味をそそることに。

 このシーンを市原は、同日発売の情報誌「週刊ザテレビジョン」(同)内で「美織はずっと笑ってたよね」と語っているため、瀧本が笑いをこらえられないほど過剰な演出が施されたのだろう。

 しかも、このような芝居は3人だけでなく、山崎によれば「出てくる人全員に見せ場がある」とのことで、『M 愛すべき人がいて』の放送時と同様、SNS上が“ツッコミ祭り”になる可能性は大だ。

 市原は「見てしまったもの全てが衝撃的な作品」と独特の言い回しで期待を煽ったが、果たしてどのような出来栄えとなっているのか。ネットを騒がせるという意味でも、“あゆ超え”に期待だ。
(文=大西かずや)

<ライタープロフィール>
 大学卒業後、広告業を経てライターに。映画、ドラマ、音楽、その他諸々についてWebメディアを中心に執筆を手掛けている。

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