TOKIO“聖火リレー辞退”、「白々しすぎる」と大物芸人が批判!? 長瀬智也“脱退”でファンも複雑な心境か

大西かずや

 お笑い芸人のビートたけしが3月19日発売の「週刊ポスト」(小学館)の連載コーナー『21世紀毒談』内で、多くの芸能人が東京五輪の聖火リレーのランナーを辞退していることについて言及。否定的な意見を述べる中で、同月26日に走る予定だったアイドルグループ・TOKIOも矢面に立たされたため、ファンをザワつかせることになった。

 同月25日からスタートする予定の聖火リレーだが、2月に起きた森喜朗元首相の“女性蔑視発言”が多くの非難を呼び、森氏は東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会の会長職を辞職。これをキッカケにロンドンブーツ1号2号の田村淳がランナーを辞退し、以降は「スケジュールが合わない」との理由からキャンセルする著名人が相次いでいる状況だ。

 そんな“辞退ラッシュ”に対し、たけしは「気持ちは分かるけど『スケジュールが合わない』ってのはあまりにも白々しすぎるだろ」と指摘しつつ、「五木ひろし、『DASH村』で福島に縁が深いTOKIOまでそうだもんな」と、辞退者の名前を挙げたのだった。

 この“DASH村”とは、TOKIOの冠番組『ザ!鉄腕!DASH!!』(日本テレビ系)内で“日本地図にDASHの文字を載せる”ことを目的に、2000年からスタートした村づくり企画の村の名称。所在地が福島県であることが公表された11年からは、番組内では“福島DASH村”と呼称されている。

 地域密着型の企画として長年にわたり愛されてきただけに、TOKIOの雄姿が見られないことを惜しむ声がある一方、コロナ禍によって1年延期になるなど不測の事態が起こったこともあり、「仕方ない」との意見も集まっているようだ。

 またTOKIOでボーカルとギターを担当する長瀬智也は、3月末にジャニーズ事務所から退所することを発表しているため、メンバー4人が揃う機会が失われたことに落胆するなど、複雑な心境を抱いているようでもある。

 TOKIOのメンバー変遷については、リーダーの城島茂とともにDASH村の候補地を探した“功労者”である山口達也が、女子高校生に対する強制わいせつ容疑で書類送検され、グループから脱退&退所してしまった残念な出来事もあった。

 4月以降は城島、国分太一、松岡昌宏の3名が株式会社TOKIOを設立し、ジャニーズグループの関連会社として運営するとのことだが、番組継続も含めて今後の動向が気になるところだ。
(文=大西かずや)

<ライタープロフィール>
大 学卒業後、広告業を経てライターに。映画、ドラマ、音楽、その他諸々についてWebメディアを中心に執筆を手掛けている。

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