昨年10月にジャニーズ事務所を退所した歌手で俳優の山下智久の勢いが止まらない。表紙を飾った雑誌が完売続出になっていると報じられたばかりだが、続いてイタリアの有名ブランド「ブルガリ」のアンバサダーに就任することが21日に発表され、ジャニーズ時代に匹敵する大活躍を見せているのだ。
山下は21日付の自身のInstagramで「I am very honored to join the bulgari family（ブルガリファミリーに参加できて光栄です」」とファンに報告。同時に、アンバサダー就任ビジュアルや動画を投稿した。このアンバサダー就任ビジュアルは、ブルガリの公式Instagramにもアップされている。
ブルガリのアンバサダーに日本人が選ばれたのは、木村拓哉と工藤静香の次女でモデルのKoki,以来となる2人目。ブルガリは「山下智久の放つカリスマ性と不屈のパイオニア精神がブルガリと共鳴し、ファミリーへ迎えられたことは必然であったといえましょう」と起用理由を説明し、今後山下が世界の著名なブルガリのアンバサダーたちと名を連ねることになるとしている。
山下といえば、表紙を飾ったファッション誌「SENSE」（株式会社センス）4月号が「完売続出」となり、フリマサイトで定価の倍以上の値段で売買されていることが話題になったばかり。このところ、同誌は木村やTOKIOの長瀬智也、KAT-TUNの亀梨和也らジャニーズタレントを表紙に起用していたが、山下は「それ以上の売れ行き」を記録したという。
昨年はハリウッド映画の撮影に参加していることを明かし、今年に入ってからはファンクラブの開設や日本で新たな仕事に取り組んでいることを発表した山下。さらに、今月19日には自身のInstagramにファッションデザイナーのNIGO(R)氏とのツーショットをアップし、「Who would have thought that work could be this fun！（仕事がこんなに楽しいなんて！）」と別の仕事が進行中であることを示唆した。
昨年8月に未成年女性を含めた複数人で飲酒していたことが報じられ、そのまま同10月にジャニーズ退所が発表されたことで、今後を危ぶむ声も上がった時期もあった。しかし、むしろジャニーズ時代よりも自由に、世界を股にかけた活躍をしているようである。最近は「辞めジャニ」が失速してしまうケースが目立っていたが、山下に限っては逆に勢いが増しているといえそうだ。
（文＝斉木順）
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