東出昌大、木村文乃からストイックな役作りを絶賛される! 不倫報道前の“オファー貯金”はそろそろ底!?

鈴木紬

 俳優の東出昌大が17日、都内で行われた松山ケンイチ主演の映画『BLUE/ブルー』(4月9日公開)の完成報告会に出席。共演した女優の木村文乃からストイックな役作りを絶賛された。

 ボクシングを題材にした『BLUE/ブルー』で、松山は情熱はあっても才能がない主人公・瓜田を、東出は強さと才能を合わせ持つ天才ボクサー・小川を演じる。

 松山、東出、木村らが登壇した完成報告会で、東出は同作の役作りについて「生活が、ボクサー“役”じゃなくて、もうボクサー」と私生活自体を役に寄せていたことを明かし、“ボクシングの聖地”といわれる後楽園ホールでの試合のシーンについても「その日の撮影は、本当にタイトルマッチだと思って臨みました」と振り返った。

 また、小川の婚約者を演じた木村は、「みなさん撮影の合間、すごく体を絞られて。ストイック中のストイックで、ほんとにジムに通われて」と男性キャストを賞賛。加えて、「東出さんのパンチが『ほんとにプロ級だ!』ってニヤニヤする監督がいらっしゃたり……」と東出のエピソードを明かした。

 東出といえば、昨年1月に発覚した女優・唐田えりかとの不倫騒動の影響か、今年6月公開予定の映画『峠 最後のサムライ』と8月公開予定の『コンフィデンスマンJP -英雄編-』以外の告知は、現時点ではない。『BLUE/ブルー』が19年10月から11月に撮影されたことからも、騒動前に受けた“オファー貯金”が底をついた印象もある。

 ただ、昨年公開された黒沢清監督の映画『スパイの妻』に蒼井優、高橋一生に次ぐ3番手で出演したことや、今回の木村の発言などから、業界評価が高いことがわかる。スポンサーありきの民放テレビドラマでの活躍は当面厳しそうだが、映画や舞台でさらに演技力を磨いていく可能性はありそうだ。
(文=鈴木紬)

<ライタープロフィール>
芸能誌の編集者を経て、エンタメ系ライターとして活動。関心のあるジャンルは、女性アイドルグループ、K-POP、ドラマ、お笑い、ユーチューバーなど。芸能人のSNSのパトロールが日課。

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