土屋太鳳、崖っぷちの“大学8年生”から念願の卒業! あきらめない根性と地道な努力に称賛の声

斉木順

 女優の土屋太鳳が15日、8年間学んでいた日本女子体育大学を卒業したことを報告した。多忙によって崖っぷちの“大学8年生”となっていたが、念願の卒業を果たしたことに祝福と感心の声が殺到している。

 土屋は2013年に日本女子体育大学に入学し、体育学部運動科学科で舞踊学を専攻。芸能活動と学業を両立して奮闘していたが、2015年にNHK朝の連続テレビ小説『まれ』の主演で大ブレイクしたことで大学3年以降は欠席が増加。多忙によって留年を繰り返し、ついに卒業のラストチャンスとなる“大学8年生”になっていた。

 土屋は15日に自身のInstagramを更新し、あでやかな袴姿で「学位記」を手にした写真を投稿。「2021年3月15日、私は8年間学んだ日本女子体育大学を卒業いたしました」と卒業を報告し、続けて「大学で出会った方々、支えてくださった方々、近くで遠くで応援してくださったり見守ってくださった方々、本当に本当に本当に…ありがとうございます」と感謝の言葉を綴った。
  
 さらに「感謝を伝えるとものすごい字数になるので今はまず、ファンクラブであるTaohoney & moonを通してお手紙を送りました」などとも記し、最後に「学んだことを心の栄養にして人生と仕事に生かし、恩返しをしながら、巡らせていきたいと思います。これからもよろしくお願いいたします」とコメントしている。

 昨年はコロナ禍の影響でリモート授業主体となり、通学の手間が減ったことが土屋の卒業の追い風になるとみられた。昨夏の「週刊文春」(文藝春秋)の記事でも「今年度は卒業できそう」と報じられたが、土屋が今年1月に「正直、卒業できるかは分からないけれど」などとInstagramに綴ったことで“除籍”を危惧する声が集まっていた。

 それだけにファンも我がことのように卒業を喜び、ネット上に「おめでとう!」「本当によかった」「女優と学業の両立、自分なんかには想像できないくらい立派です」「忙しいのに本当に偉い」「自分のことみたいに嬉しい」といった祝福の声があふれている。

 また、以前は留年を繰り返していることに批判的な意見もあった。だが、それについても「あきらめずに8年もかけて卒業した根性がスゴい」「断念して中退する芸能人も多いのに素晴らしい」「私だったらさっさと中退してると思う。普通の人以上に働きながら卒業した土屋さんに脱帽」「8年も通って卒業なんて簡単にはできないよ」などと、称賛一色の状態となっているようだ。

 土屋といえば、昨年末より配信されているNetflixオリジナルシリーズ『今際の国のアリス』シーズン1が大ヒット。公開中の主演映画『哀愁しんでれら』をはじめ、今年は出演映画も目白押しとなっている。念願の大学卒業を果たしたことで仕事に向けるエネルギーがさらに強まりそうな気配で、今後の活躍から目が離せなさそうだ。
(文=斉木順)

<ライタープロフィール>
雑誌や書籍、ネットメディアで芸能記事を執筆中。アイドルから俳優、歌手、大御所まで幅広くカバーする柔軟さと情報網が強み。

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