元モーニング娘。でタレントの矢口真里が、13日に放送された関西の情報バラエティ番組『胸いっぱいサミット!』(関西テレビ系)に出演。不倫騒動と離婚問題で渦中の人となっている元卓球女子日本代表の福原愛について、経験者ならではの含蓄ある分析コメントとアドバイスをしたことが話題になっている。
福原は今月初めに「女性セブン」(小学館)で不倫疑惑を写真付きで報じられ、同日に「週刊文春」(文藝春秋)では夫の元卓球台湾代表・江宏傑選手のモラハラ疑惑が伝えられた。
番組で一連の騒動が取り上げられると、メッセンジャー・あいはら雅一は「子どものころからずっとカメラに追われていた子だから、カメラマンがどういうところを狙うかわかっているはず。『撮られてもいい』『旦那さんに伝わってもいい』って、覚悟してやっているんかな」とコメント。フリーアナウンサーの神田愛花も「不倫がいいというわけではないけれど、今の状況を何とか打破しなきゃって思いがあったのかな」と同調した。
しかし、これに矢口は「私は(不倫は)計算ではないと思う。恋は盲目という言葉があって、やっぱり夢中になると周りが見えなくなる」と反論。自身も“クローゼット不倫”で離婚に至った過去があるだけに、経験則を踏まえた言葉にも感じられた。
さらに、矢口は「本人たちしか知らないことがたくさん出てきている」と夫婦双方の“リーク合戦”になっている可能性を指摘し、最後に「(離婚)裁判をするんであれば、この“嫌なラリー”は今すぐにでもやめた方がいいと思う」と経験者ならではのアドバイスを送っている。
これにネット上では「経験者は語る」「さすが含蓄ある」「お前が言うなと思ったけど、むしろ矢口にしか言えない笑」「普通のコメンテーターとは説得力が違う」といった声が。批判的な意見も少なくないが、それ以上に“評論家”レベルの鋭い分析力やアドバイスの説得力に感心している人が目立つようだ。
現在、猛バッシングと過熱報道に見舞われている福原の心情を誰よりも理解しているのは矢口なのかもしれない。
(文=斉木順)
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