中居正広、冠番組枠の消滅で表面化してきた逆風… 頼みのTBSも“若手ジャニーズ重視”の傾向
斉木順
これだけレギュラーがあって特番でもたびたびメインを務めるとなれば「安泰」と思えるが、中居は昨春にジャニーズ事務所を退所してフリーになった身。ジャニーズ時代から続いていた愛着のある冠番組枠を突然失うとなれば、不安が大きいのもうなずける。 現在、中居ともっとも密接な関係にある局はTBSといえるが、同局ではジャニーズの若手グループ・Snow Manの冠番組『それSnow Manにやらせて下さい』が4月からスタート。さらに、同局系で4月から始まる浜田雅功司会の新番組『オオカミ少年』のレギュラーに同じくジャニーズの若手グループ・SixTONESのジェシーと田中樹を起用する。 テレビ局のターゲットが「20~30代の若者層」にシフトしたといわれ、その結果としてジャニーズの中でも「若手」が重用されるようになったといえる。となると、TBSにおいても中居は「安泰」とは言い難くなってしまう。 この“逆風”は一時的なものなのか、それともジャニーズという後ろ盾を失ったことによる影響で今後も続くことになるのか。抜群の知名度と好感度がありながら「CM契約0本」という状態なのも気になるだけに、状況によってはファンから心配の声が集まることになりそうだ。
(文=斉木順) <ライタープロフィール>
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