KAT-TUN、前作上回る「初日20万枚超!」 3人&サブスク解禁も勢い衰えず

北河花

 ジャニーズの人気グループ・KAT-TUNの約3年ぶりとなるニューシングル「Roar」が10日にリリースされ、オリコンの「デイリー シングルランキング」(2021年03月09日付)で推定売上枚数20万123枚で初登場1位を獲得した。

 デビュー15周年アニバーサリーシングルとしてリリースされた今作。亀梨和也主演の連続ドラマ『レッドアイズ 監視捜査班』(日本テレビ系)の主題歌に起用されている表題曲「Roar」やカップリング曲がストリーミングやダウンロードでもリリースされ、ジャニーズタレントのサブスク・DL販売は、嵐、堂本剛に続く3組目となる。

 KAT-TUNもサブスクが解禁されたことで、CDセールスへの影響を心配する声もあったが、前シングル「Ask Yourself」の初週13.8万枚を初日だけで6万枚以上も上回る結果となった。ネット上では「初日20万枚超!? うれしい!」「配信解禁しても売れるということが証明されて大変ハッピー」などとファンから喜びの声が相次いでいる。

 これまで、通常盤に初回限定盤2種を加えた3形態でのリリースが通例となっていたKAT-TUNだが、今作はパッケージを6形態(期間限定盤3種、初回限定盤、通常盤、ファンクラブ限定盤)と、デジタルリリースで販売。期間限定盤には、それぞれに亀梨和也、上田竜也、中丸雄一のソロ曲が収録されており、初回限定盤にはKAT-TUNのシングルでは初となるBlu-rayが付属されるなど、アニバーサリーシングルに相応しいスペシャルな内容となっている。

 しかし、倍増したリリース形態に「メンバーが3人になったからヒヨった?」「種類が2倍になったわりには20万枚か…」という声もあり、捉え方は人それぞれのようだ。

 なお、亀梨は『レッドアイズ 監視捜査班』での熱演が話題になっているほか、今月24日放送の4時間音楽特番『Premium Music 2021』(日本テレビ系)で音楽特番初司会を務めることも決定している。

 加えて、中丸がレギュラーを務める深夜番組『家事ヤロウ!!!』(テレビ朝日系)は来月からゴールデン帯への引っ越しすることが発表され、上田も話題のWOWOWオリジナルドラマ『世にも奇妙な君物語』の第5話(4月2日放送)に出演予定。メンバーの相次ぐ脱退でファンを心配させたKAT-TUNだが、今後もさらなる活躍が期待できそうだ。
(文=北河花)

<ライタープロフィール>
『人間・失格~たとえばぼくが死んだら~』(TBS系)の堂本剛に衝撃を受けて以来のジャニーズウォッチャー。大野智主演『世界一難しい恋』(日本テレビ系)の続編放送を夢見ながら執筆中。

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