テレビの裏側をコッソリ暴露! 謎の業界人集団「チーム・スパイス」の業界裏日誌

【連載51】清水富美加の月給5万円から考える芸能界の労働環境とブラックぶり

編集部
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  清水富美加の「幸福の科学」の出家&芸能界引退騒動で、デビュー当時月給が“5万円”だったというのが話題になっているわよね。

  芸能界は“ブラック”なんて叩かれているけど、仕事で結果を出したからって、新入社員にいきなり破格の給料を出す会社なんてあるのかしら?

  まだ実績のない人間が、たまたま一度成果を上げたからといって、その先も利益を生むかどうかは分からない。

  そもそも育成するのに時間も、お金もかかっているでしょ。 まったく売れない場合もあるから、先行投資している事務所にしてみたら、博打みたいなものなのよ。
  売れてこれから投資したぶんを回収し、お互いに稼いでいきましょうって時に辞められたら、事務所としてはたまったもんじゃないわ。

  ウチの会社にも、何もできないくせに給料だけもらって、3ヵ月経ったら「一身上の都合で…」って退職していったADがいたわ。

  一日も早く会社の戦力になってほしいと思うから、みんな自分の仕事の時間を削ってまで、懇切丁寧に色々なことを教えてきたというのに…。
  あきれたというか、おったまげ~よ。

  国の方針として働き方の改革が叫ばれている中、たしかに芸能界の労働環境はいまだに逆行していると思う。

  長時間労働は当たり前だし、育児休暇もなく、セクハラやパワハラだってなくならない。
  プレミアムフライデーなんて、「何それ? 関係ないし~」ってカンジよ。

  でも、いくら労働条件が劣悪だと感じることがあっても、好きでやっているから何とかなっているんだと思う。

  月に5万円ももらえるならまだマシっていう悲惨な体験をしてきた芸能人だって過去にはたくさんいたわよ。

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