グダグダ評の『R-1』… 陣内智則が「採点機械が壊れていた」と追い打ち暴露!

鈴木紬

 7日に生放送された『R-1グランプリ2021』(フジテレビ系)で審査員を務めた陣内智則が決勝の翌日、自身のYouTubeチャンネル「陣内智則のネタジン」を更新。『R-1』の中で機械トラブルが発生し、意図しない点数がついてしまったことを明かした。

 19回目となる今回の『R-1』は、大幅リニューアルに踏み切るも、進行の慌ただしさや音声トラブルの多発、違和感のある演出などが目立つ結果に。ゆりやんレトリィバァの優勝で幕を閉じたが、ネット上では番組のグダグダぶりの方が話題になっているようだ。

 そんな悪評に追い打ちをかけるように、関東では平均視聴率6.6%(ビデオリサーチ調べ、関西は10.6%)と大会史上最低を記録。もともと第2回まで関西ローカルで放送されていたため、「また関東で放送されなくなるのでは?」と大会縮小を危ぶむお笑いファンも少なくない。

 今回、動画で『R-1』の裏側を語った陣内も「時間なかったのかなあ」と話しており、進行の慌ただしさに違和感を感じていた様子。ただ、司会を務めた霜降り明星や広瀬アリスに原因があったかのように伝えた一部報道を否定し、「(台本上の)構成がそうなってたから」「(3人は)ものすごい上手にやってましたから」「皆さん、誤解ないように」とフォローしている。

 また、陣内は「1stステージ」の「7組目くらい」から得点を打ち込む機械が壊れていたため、最後までスタッフに口頭で得点を伝えていたと告白。「Finalステージ」では、かが屋・賀屋とゆりやんに92点をつけていた陣内だが、実際はゆりやんの得点を「92で」と伝えた後、“賀屋よりも高い点数をつけたい”と思い直し「93で」と訂正するも、結局スタッフにうまく伝わらなかったという。

 陣内は、どちらの点数であってもゆりやんが優勝していたことに変わりはないと強調しているが、ネット上の一部お笑いファンからは「合計点数次第では優勝者が変わってたってことだよね?」「口頭ってありえない。せめて紙に書いて渡すべき」とスタッフの対応を疑問視する声が上がっている。

 陣内の暴露が新たな波紋を呼んでいる同大会。放送で見えない部分でもトラブルが起きていたようだ。
(文=鈴木紬)

<ライタープロフィール>
 芸能誌の編集者を経て、エンタメ系ライターとして活動。関心のあるジャンルは、女性アイドルグループ、K-POP、ドラマ、お笑い、ユーチューバーなど。芸能人のSNSのパトロールが日課。

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