山下智久は出る?出ない? 長澤まさみが『ドラゴン桜』続投も… 「弁護士」役にドラマファンがざわつくワケ

宇原翼

 2005年に放送され好評を博した阿部寛主演のドラマ『ドラゴン桜』(TBS系)の続編が今年4月からスタートするが、前作で生徒役だった女優・長澤まさみの続投が発表された。

 前作では、弁護士・桜木建二(阿部)が倒産寸前の私立龍山高校を超進学校に生まれ変わらせようと奮闘する姿を描いたが、第2シリーズとなる今回はその16年後を描く。ここに、桜木の教え子・水野直美役で長澤が出演することが決定。前作では、母親の病気もあって東大受験を諦めた水野だが、一浪の末に合格して弁護士となり、今度は桜木の“弟子”として生徒を指導する側に回る。

 長澤の続投が明らかになると、ネット上では「これはよいニュース」「長澤まさみさんの出演は嬉しい」など喜びの声が相次いで上がっている。

 一方で、前作の視聴者からは「弁護士目指してたのは矢島じゃなかった?」「山Pは弁護士になれなかったの?」といった声も出ている。前作の最終回では、山下智久演じる矢島勇介は、東大に合格したものの入学せず、桜木のように独学で弁護士になることを目指すと宣言していたため、矢島ではなく水野が弁護士になっていることに違和感を覚えた人が少なからずいたようだ。中には、この“設定”をうけて「山Pは出ないってことかな」と、山下の再出演の可能性が消えたと考える声も。

 もっとも、水野が弁護士になるというのは原作どおり。同ドラマは三田紀房氏の同名マンガ(講談社)が原作で、第2シリーズはこの続編『ドラゴン桜2』(同)を基としているが、そもそもドラマ版はオリジナル要素も多く、原作では水野は東大に合格している。ドラマ第2シリーズで水野が浪人をした設定になっているのは、“東大を卒業して弁護士になった”という原作の設定と辻褄を合わせるためだろう。

 とはいえ、ドラマ上では弁護士を目指していた矢島が第2シリーズにも登場するのかは気になるところだ。第1シリーズは生徒役が豪華だったと話題になることも多く、長澤の続投が決定したことで、特に水野と同じ「特進クラス」だった生徒たちの再登場への期待が高まっており、「ガッキー(新垣結衣)と山Pも出てほしい」「一瞬だけでも、みんなが集まるシーンも見てみたい」「小池徹平くんも出てほしいし、山Pも出てほしいし、前出てた人みんな出てほしい!」という声も多い。

 大学入試センター試験が廃止されるなど、2021年度から受験戦争の様相は大きく変わった。今回の『ドラゴン桜』もこれを反映し原作と違う展開を見せそうだが、旧キャストの出演は実現されるだろうか。

(文=宇原翼)

<ライタープロフィール>
 雑誌、ウェブメディアの編集を経て、現在はエンタメ系ライター。ジャニーズやLDHを中心に、音楽・ドラマ・アニメ・バラエティ番組などを日々チェックしている。紅白出場の某歌手とはマイミクだったことも。

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