宮迫博之、『紅白』白紙にした“ブチ切れ大御所”に憶測… レジェンド級演歌歌手か

鈴木紬

 雨上がり決死隊・宮迫博之が24日、自身のYouTubeチャンネル「宮迫ですッ!【宮迫博之】」を更新。“大御所歌手”の横やりにより、『NHK紅白歌合戦』への出場を逃した過去を告白した。

 宮迫は、2000年~06年放送の人気バラエティ番組『ワンナイR&R』(フジテレビ系)で共演していたガレッジセール・ゴリとの対談動画を公開。ゴリ扮する同番組の人気キャラ“ゴリエ”が05年の『紅白』に出場したことが話題になると、宮迫は「ゴリエちゃんが出てるもんやから、“くず(宮迫と山口智充扮するデュオユニット)”としても(『紅白』に)出てるって勝手に思われてんの」と語った。

 宮迫によると、当時、NHKから2時間に及ぶ宮迫の密着番組のオファーがあり、同局スタッフから「『紅白』(出場)はもう決まりました」と報告されたという。

 密着番組の後半30分間は『紅白』の映像が使われる予定で話が進んでいたが、「紅白のすごい大御所」が「おい、聞いたぞ、ふざけるな。チンピラのキャラクターの、他局のコントキャラを出そうとしてるらしいな。そんなものを出すくらいなら、うちの若手を出せ!」と「大ブチ切れ」したため、くずの『紅白』出場は白紙に。結局、密着番組の後半30分は長編コントでお茶を濁し、すでに「とうとう『紅白』に出ることになったぞ」と伝えていた母親からは「あんた、おらんやん」とがっかりされてしまったという。

 宮迫は、「お弟子さんの方は、1回『紅白』出たら、一生食べていけるやん? それを考えたら、その枠を譲ってあげたっていうことは、いいことやったんじゃないか」と自身に言い聞かせて納得していることを明かしているが、ネット上では「『紅白』を私物化してる歌手がいることに驚き」「今だったら大問題になりそう」と、芸能界の“圧力”に驚きの声が相次いでいる。

 加えて、NHKが02年末に宮迫を取材した番組『BSスペシャル「いま裸にしたい男たち」-宮迫が笑われなくなった日-』が03年5月に放送されていることから、関連を指摘する声もあるようだ。
(文=鈴木紬)

<ライタープロフィール>
芸能誌の編集者を経て、エンタメ系ライターとして活動。関心のあるジャンルは、女性アイドルグループ、K-POP、ドラマ、お笑い、ユーチューバーなど。芸能人のSNSのパトロールが日課。

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