GACKT、愛犬譲渡騒動が収まらぬうちに出国… コメントで評価を爆上げした芸能人も

斉木順

 子犬の譲渡騒動で猛批判にさらされたミュージシャンのGACKTが、騒動が収まらぬうちに「何もわかってねえ!」と激怒して日本を離れ、生活の拠点のひとつにしているマルタ共和国へ旅立ったと報じられた。今も多くの批判コメントが飛び交っている状況だが、その一方で今回の騒動によって大きく株を上げた芸能人もいるようだ。

 GACKTは、今月10日に自身のYouTubeチャンネルに『GACKTが愛犬を里子に出しました。』と題した動画を投稿。愛犬を失ってペットロスになっている知人女性を救うため、自身が5か月間飼っていた子犬・フェンディちゃんを譲ったという内容だ。

 しかし、これに「犬をモノ扱いしている」「愛情をもって育てていたら他人にプレゼントなんてできるわけない」「これを美談にする感覚がおかしい」といった批判が続出。6万件以上の「低評価」が寄せられ、動画のコメント欄も閉鎖される事態となった。

 GACKTは騒動について、ニコニコ生放送などで「僕のエゴで(知人女性を)救いたいと思った。その人(批判している人)と僕のエゴは違う。みんなそれぞれのエゴでやっているので、何が正しくて何が間違っているかを言うつもりは毛頭ない」と説明。さらに「人の庭で騒ぐな。ケンカ売りたいなら買ってやるからこいや」などと強気にコメントしていた。

 そんななか、24日付の「NEWSポストセブン」(小学館)によると、GACKTは「何もわかってねえ!」と激怒しながらマルタ共和国へ出国。一方、フェンディちゃんは元の飼い主の出国や炎上騒動などつゆ知らず、新たな飼い主の家でのびのびと暮らしているという。

 人気特番『芸能人格付けチェック』(テレビ朝日系)の影響で「一流芸能人」として認識されているGACKTだが、今回の騒動では大いにイメージを落としてしまったようだ。だが、逆にGACKTの炎上騒動によって株を大きく上げた人物たちもいる。

 そのひとりは『バイキングMORE』(フジテレビ系)の司会を務める坂上忍。大の愛犬家として知られる坂上は、18日に放送された同番組で「動物を家族ととらえている人にとったら、あの行為を受け入れることはできない人の方が多いと思う。それは僕も同じ。あの行為は僕には到底考えられない」と騒動についてコメント。過去に自身も愛犬を里子に出してしまった経験があり、それをいまだに後悔していると明かして「GACKT君のことを非難できる立場じゃないのかもしれない」としながらも、「動物の意思をまったく考えていない」「僕から見れば。モノとして扱われてるとしか見えない」と厳しい口調で糾弾した。

 普段はネットで批判されることが多い坂上だが、GACKTに対するコメントに関しては「よく言ってくれた!」「今回は全面的に坂上さんを支持する」「坂上忍の犬への愛情は本物」などと絶賛状態となっている。

 また、GACKTの炎上騒動の最中に自身のInstagramで愛犬が22歳で大往生したことを報告した歌手の浜崎あゆみの好感度も急上昇。亡くなった愛犬はロングコートチワワで平均寿命は15歳程度といわれるため、22年も愛情を注ぎ続けていた浜崎とわずか5カ月で手放したGACKTを比較する声が多く上がったようだ。

 別格の貫禄であらためて動物愛護家としての評価を高めたのが女優でタレントの杉本彩だ。

 杉本は「デイリー新潮」(新潮社)のインタビューに答える形で「私にとって動物たちは我が子と同じような存在なので、GACKTさんの取った行動は理解し難いと思いました。ペットを飼っていない人でも、我が子をいきなり他人にあげないですよね。ペットも同じです」などと語り、美談に仕立てられた“GACKTのエゴ”をバッサリ。さらに、ペットロスになった知人を救うという目的自体についても「(ペットを失った寂しさを)すぐに別の動物で埋められるなんてことは、絶対にありません」と完全否定している。

 もともと熱心な動物愛護家として知られていた杉本だが、今回のコメントによって「杉本彩ねえさん、さすがだわ」「一分の隙もない正論」「杉本彩さんは動物好きとして本当に信頼できる」などとネット上でさらに株を上げているようだ。

 こういった余波が生まれるのも、今回のGACKTの騒動の影響が大きかったことを物語っているといえそうだ。
(文=斉木順)

<ライタープロフィール>
雑誌や書籍、ネットメディアで芸能記事を執筆中。アイドルから俳優、歌手、大御所まで幅広くカバーする柔軟さと情報網が強み。

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