『俺の家の話』第4話! 3分でわかるあらすじ 寿限無の出生の秘密&婚約者の“お直し疑惑”浮上でカオス状態に!

佐久間泰造

 TOKIOの長瀬智也が主演を務める連続ドラマ『俺の家の話』(TBS系)の第4話が2月12日に放送されました。

 全国に1万人以上の門弟をもつ能楽の『二十七世観山流宗家』の長男として生まれた観山寿一(長瀬)は、人間国宝である父・観山寿三郎(西田敏行)との確執から17歳の時に家を出て大手プロレス団体に入門。その後は1度も実家へ帰ることなく、42歳までリングに立ち続けていました。

 ところがある日、寿三郎が危篤状態であると知り、命は取り留めたものの下半身に麻痺が残るため、その介護をしつつ跡取り修行をすることを決意。しかし、プロレスラーを辞めたことでお金に困り、家族には内緒で能の動きなどを取り入れた覆面レスラー・スーパー世阿弥マシンとしてリングへ復帰する……というのが前回までの大まかな流れでした。

 寿一が“能とプロレス”どちらを取るかで揺れる一方、息子の秀生(羽村仁成)は能の稽古に打ち込み、甥の長田大州(道枝駿佑)とともに定期公演に出演することが決定したものの、大州はストリートダンスに興味を抱いており、能の稽古はサボりがち。寿一はその姿にかつての自分の姿を重ね合わせ放ってはおけません。

 一方、寿三郎は婚約者で介護ヘルパーの志田さくら(戸田恵梨香)とともに、『エンディング・ノート』に書いた“終活プラン”を着々と実行。ある日、寿一がそのノートを盗み見たところ、「寿限無のおとしまえ」なる項目を見つけ疑問を抱きます。

 その寿限無(桐谷健太)は小学1年生の頃に寿三郎に弟子入りし、寿一とともに能を学んだ幼い頃からの親友。寿一が家出してからは寿三郎の“芸養子”となり、現在は経済難に苦しむ『観山流宗家』のため、密かにアルバイトをしています。

 寿一はその「寿限無のおとしまえ」について、寿限無本人に心当たりがないか訊くも要領を得られず。

 そんな折、観山家の元女中で寿限無の母・栄枝(美保純)が姿を現したことで状況が一変。実は、寿一の母が寿一を里帰り出産している間、寿三郎に言い寄られて寿限無を身籠ったことを告白するのです。

 つまり、「寿限無のおとしまえ」とは、寿限無が実子であることをカミングアウトするというものであり、寿限無が腹違いの兄妹であることを知った寿一、踊介(永山絢斗)、長田舞(江口のりこ)の3兄妹は愕然としつつ、「クソジジイ!」と悪態をつき取り乱してしまうのでした。

 ところが、その事実を寿三郎から聞かされた当人の寿限無は「承知しました」の一言ですべてを納得。寿一はその姿に感心するなり同情するなり……幼少期を思い出して複雑な感情を抱きます。

 そんな中で迎えた能の定期公演では、大州がストリートダンス大会の決勝戦へ出場するため姿を現さず、寿一が急遽、秀生とともに出演することに。それはかつて、自身が寿限無とともに演じた演目であり、当時は親友と認識していたものの、「実は兄弟で舞っていた」ことに思い当たり熱い気持ちが込み上げるのでした。

 そんな心境になりつつも無事に出演を終えた寿一が舞台裏へ戻ると、そこには神妙な面持ちをして自身の出演を待つ寿限無の姿が。しかし、何やら様子がおかしい。そこへ寿三郎が来て声をかけると「クソジジイ」と呟きステージへ……というところで終了となりました。

 今回は寿限無の“出生の秘密”がメインとなりましたが、他にも踊介がさくらの過去の写真を見つけ出したことで顔の“お直し疑惑”が浮上したり、そのさくらが『スーパー世阿弥マシン』の正体に気づいてしまったりと、今後に絡んでくるであろう様々なことが起こるというカオスな展開に。次回も見逃せない展開となりそうです!
(文=佐久間泰造)

<プロフィール>
高校卒業後、劇作家を目指し上京。舞台、映画、ドラマのレビューを中心にエンタメ系ライターとして活動中。メタボがちょっぴり気になる30代独身男。

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