芳根京子、北川景子から「芝居おばけ」呼ばわりされるワケ… “オーディション荒らし”は事実だった?

大西かずや

 2月11日から公開予定の映画『ファーストラヴ』で共演する北川景子&中村倫也が、同月3日発売の情報誌「週刊ザテレビジョン」(KADOKAWA)内で同作品をPR。ふたりそろって共演者の芳根京子を絶賛したため、その演技に注目が集まっている。

 同映画は、父親を刺殺し逮捕された女子大生・聖山環菜(芳根)と、その事件を追う公認心理士・真壁由紀(北川)、弁護士の庵野迦葉(中村)がメインのミステリー作品。芳根は“供述が二転三転し感情の起伏が激しい”という難しい役どころを演じている。

 その芳根とは、2015年に放送された連続ドラマ『探偵の探偵』(フジテレビ系)で姉妹役を演じたことがある北川。「全力で向かってこられるのは分かっていた」ものの、「今回のお芝居はそれ以上でした」と、想像を超えるものがあったらしく、「“お芝居オバケ”と言っていいぐらい天才女優」と太鼓判を押した。

 これに中村も「集中力がすさまじかった」と同意したが、どちらも演技力に長けていてオファーが絶えない役者だけに、ネット上では「このふたりを驚嘆させるって、どれだけの才能なの!?」「業界内でもこんな評価高いんだ!」と驚きの声が上がるなど、本編での芳根の演技に関心が集まることになった。

 そんな芳根は、かつてオーディションで次々と役を勝ち取ることから“オーディション荒らし”と一部で呼ばれていた。このウワサに対し、16年に配信されたウェブサイト「ORICON NEWS」のインタビューで「普通に落ちてますから(笑)」と否定していたが、今回の人気俳優たちからの“べた褒め発言”を受け、一部ファンからは「謙遜しただけで事実だったのでは?」「高確率で勝ち取っていることは間違いなさそう」といった憶測の声も寄せられている。

 ただ、北川が特に圧倒されたのにはワケがあるようで、昨年12月に解禁された同映画のメイキング映像において芳根は、北川との2度目の共演にあたって「爪痕を残すじゃないけど、こういう風に成長したんだなって思ってもらえたらいいな、というのがひとつの目標だった」と語り、“お姉ちゃん”との再会に気合が入る様子を見せている。

 予告映像では鬼気迫る演技を披露しているが、北川いわく「普段の芳根ちゃんは、子犬みたいな感じ」で懐いてくるらしく、「それがもうたまらなくかわいくて(笑)」とのこと。自身のInstagramにも自然体の写真をアップしているが、同映画の公開によってこれまで以上に“ギャップ萌え”するファンが続出することになりそうだ。
(文=大西かずや)

<ライタープロフィール>
大学卒業後、広告業を経てライターに。映画、ドラマ、音楽、その他諸々についてWebメディアを中心に執筆を手掛けている。

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