亀梨和也、主演ドラマ『レッドアイズ』好調で早くも映画化が視野に! 昨年のゴタゴタ吹き飛ばす当たり役となるか

斉木順

 KAT-TUNの亀梨和也が主演する連続ドラマ『レッドアイズ 監視捜査班』(日本テレビ系)の第3話が6日に放送され、平均世帯視聴率が9.9%(関東地区、ビデオリサーチ調べ/以下同)だったことがわかった。二桁を割ってしまったものの、苦戦が目立っている今期のドラマのなかでは検討しており、早くも業界内でシリーズ化や映画化が視野に入ったとささやかれている。

 同ドラマは、実在の警察組織・SSBC(警視庁捜査支援分析センター)をモデルにした架空の組織「KSBC」の活躍を描くサイバークライムサスペンス。特別捜査官の伏見響介(亀梨)が、天才的な能力を持った「元犯罪者」で構成されたKSBCの民間捜査員たちと共に、全国の監視カメラの映像をはじめとしたビッグデータを駆使して連続殺人犯の行方を追う。
 
 視聴率は初回が12.4%、第2話が10.4%と好調で、第3話で二桁を切ってしまったものの物語は今後急加速していくとみられるだけに巻き返しの可能性は十分。久々の亀梨の当たり役になるのではないかとも推測されている。

 日テレが今期ドラマでもっとも力を入れていた竹内涼真の主演ドラマ『君と世界が終わる日に』が今ひとつ盛り上がっていないこともあり、局側の期待は『レッドアイズ』に集中。その流れによって、一部メディアでは早くも「シリーズ化が検討されている」と報じられている。

 さらに、シリーズ化とともに局側が視野に入れ始めたのが「映画化」だ。

 亀梨はキャリアに比べると映画出演本数は少ない方だが、メインキャストで出演した作品の興行収入成績においては優等生。同局系の主演ドラマから派生した『映画 妖怪人間ベム』、全国の女子たちを胸キュンさせた『PとJK』、昨夏に公開された『事故物件 恐い間取り』はいずれも興収10億円以上のヒットを記録している。

 コロナ禍で人々が体験型の娯楽に飢えていることもあり、映画ビジネスは将来的なV字回復の可能性が指摘されている。局側もそれを認識しているはずで、このままドラマが好調をキープすれば真っ先に「映画化」の企画が持ち上がりそうだ。 

 亀梨といえば、昨年8月に山下智久とともに未成年女子を含めた複数人で飲酒をしていたと報じられ、厳重注意処分を受けた。山下は同10月いっぱいでジャニーズ事務所を退所し、それによってふたりのユニット「亀と山P」は強制消滅。ジャニーズのエリート街道を歩んできた亀梨の経歴に大きな傷がついてしまったと心配する声もあった。

 だが、今作を成功させて新たな「代表作」とすれば、そういったネガティブ要素も帳消しになるだろう。そういう意味でも、今作は亀梨にとって大きな意味を持つ作品になりそうだ。
(文=斉木順)

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