MIYAVIが木村拓哉主演の映画「無限の住人」の主題歌を担当!
編集部
斬られた傷は勝手に再生し、死にたくても死ねない<無限の体>になってしまった。
生きるには十分すぎるその時間は、剣術の腕も鈍らせ、彼は永遠の時をただ孤独に生き続けるだけだった。
ある日、親を殺され、仇討ちの助っ人を依頼したいと現れた少女。
どこか妹に似ているその姿に、無限の命を使い、用心棒として少女を守ると決めた。
だが、それは不死身の万次をも追い込む予想外の戦いのはじまりだった…というストーリー。 “サムライ・ギタリスト”として世界でも評価されているMIYAVIは、「三池監督からは『作品の世界観と、お客さんが映画の扉を開けて元の現実に戻っていく、その架け橋であって欲しい。ただ、作品に寄り添い過ぎなくても良い。そこはMIYAVIさんの解釈で作ってもらえば良い』と言われました」と明かし、「三池監督は今の日本の中で、無様にもがき、闘い続ける万次の姿を通して『お前は本気で生きているのか?』ということを伝えたかったんだと思うんです。熱くなろうぜ、熱くなっていいじゃないか!ともがき続ける、万次の生き方を、僕はどう音で表せるか。時に激しく、時に切なく。根幹にある万次の強さと凛とした部分を、この楽曲で表現できれば良いなと思いました」。 続けて、「たぶん、万次の姿と木村さんを重ね合わせる人もたくさんいると思います。今後、木村さんは、一人のシンガー、エンターテイナー、アーティスト、そして男として、ここからどう戦っていくのか。僕は一アーティスト、一パフォーマー、個人としての木村拓哉という人を知って惹かれたし、もっと観たいなと思ったんです。僕らアーティストはワクワクさせてなんぼだと思いますし、ここまで人をワクワクさせてくれる木村さんには、日本の顔として、凛として存在していて欲しい。やはり『無限の住人』は、彼の人生の新たなる岐路というか、出発点なんだろうなと思います。そういう意味で僕も音楽家としてこの作品に関わることができて光栄に思っていますし、刀の代わりにギターで、ともに戦わせてもらったという感覚です」とコメントしている。