モデルでタレントのNANAMIが1月29日発売のアイドル誌「月刊エンタメ」(徳間書店)に登場。元女優で実姉の堀北真希について語り、ファンの注目を集めている。
美容サロンでアイデザイナーとして働いていた頃からSNS上で「堀北の妹?」とのウワサが流れていたNANAMIだが、昨年3月放送のバラエティ番組『行列のできる法律相談所』(日本テレビ系)でテレビ初出演した際に事実だと認めたことで話題を呼んだ。
この告白によってSNSのフォロワーが急増した半面、堀北との比較コメントも見かけるようになったという。そのことについて「プレッシャーは感じませんでしたか?」と質問されたNANAMIは、「私に姉の名前がついて回るのは仕方ないと思っています。そこはこれからの自分次第」と語り、前向きに捉えている様子だ。
堀北との“キャラの違い”については、昨年12月リリースの1st写真集『blow』(講談社)でも意識したらしく、同月に行った発売記者会見で姉の作品を「全部見ている」と告白。その上で姉については「すごい大人の魅力がある」と評し、自身の作品は「末っ子っぽい感じの魅力があるのかな」と語っていた。
その写真集内で肌の露出多めの姿を披露し、そのグラマラスなボディに絶賛の声が集まったが、一方で今年1月発売の女性誌「anan」(マガジンハウス)では「今の自分のカラダは50点くらい」と厳しめの自己評価を下している。
ただ、以前は「大好き」だというお酒によって太ってしまった時期があったとのことだが、トレーニングや食事に気を配るようになったことで、「前より太りにくくなった」とのこと。さらに「全体的にもう少し引き締めたくて」と向上心を見せたため、その成果次第では“美のカリスマ”としての活躍も期待できるかもしれない。
ただでさえ女優として高い人気を誇っていた姉をもつ身であることに加え、その姉が2015年に俳優の山本耕史と結婚し、17年に芸能界を引退してしまったことで余計に現状を訊かれることが多いのだろう。
しかし、NANAMI自身は注目されることをポジティブに捉えている様子のため、いずれ“堀北真希の妹”というイメージを脱却し、個性を発揮してさらなる人気を獲得していくことになるに違いない。
(文=大西かずや)
<ライタープロフィール>
大学卒業後、広告業を経てライターに。映画、ドラマ、音楽、その他諸々についてWebメディアを中心に執筆を手掛けている。