ゆきぽよ、今度は「下着デザイン模倣」疑惑騒動… 泣きっ面に蜂で業界も敬遠ムード

斉木順

 ギャルモデルの“ゆきぽよ”こと木村有希に新たなトラブルが浮上した。本人がプロデュースした下着に“デザイン模倣”の疑いがあると指摘され、一部商品が回収される事態となっているのだ。

 デザイン模倣疑惑は3日付の「デイリー新潮」(新潮社)で報じられ、ゆきぽよがイメージモデルを務めるブランド「noalice by ryuyu」で販売されていた何点かの下着が「他の通販サイトの商品に酷似している」と伝えられた。

 同ブランドのサイトでは「ゆきぽよちゃんがプロデュース」とうたっており、ゆきぽよ自身もデザイン案から携わったこだわりの商品であることをSNSなどでアピールしていた。これがもし「模倣品」となれば信頼にかかわる問題になる。同記事では「中国の工場が製品の一部を横流しする例がある」とし、そうした商品を安く買い付けて「独自デザインの商品」と称して販売するケースがあるとも指摘している。

 メディアからの指摘を受けて、同ブランドは下着販売を一時休止したうえで生産工場への確認調査を実施。公式サイト上で「弊社が送ったデザインイメージで、サンプル制作を進めていく上で、既に工場で以前生産したことのある既存品が混在した可能性」「弊社以外にも他企業からの問い合わせや生産依頼が多くあり、同じものを生産し他企業に販売してしまった可能性」があると発表し、それに該当する商品が現時点で1点判明したと公表している。

 その一方で「ゆきぽよちゃんがイメージした内容を中国の生産工場に伝えたところ、同工場から一部既製品が送られてきた可能性があり、そのことが今回の騒ぎになったと思われますが、ゆきぽよちゃんも弊社もパクリの意図等はございません」とし、意図的な模倣の可能性を否定。確認調査によって問題がないと判断でき次第、下着販売を再開するとしている。

 どうやら中国の生産工場のずさんな体制が影響している可能性があるようだが、いずれにしても「パクリ疑惑」などと報じられてしまったのはイメージ的に大きなマイナス。ゆきぽよは、数年前に自宅で知人男性が違法薬物を使用して逮捕されていたと「週刊文春」(文藝春秋)に報じられたばかりで、泣きっ面に蜂ともいえる状況だ。

 また、先日は「週刊ヤングマガジン」(講談社)に掲載予定だったグラビアが急きょ別のタレントに差し替えられていたことも判明。さらに、別の下着メーカーのサイトで公開されていたインタビュー動画や特集ページが削除されるなど「負の連鎖」状態になっている。

 一部業界内では「すでに広告代理店やテレビ局は敬遠ムードになっている」「メディア露出が減少していくことになりそう」とも指摘されているが、ギャルの根性でこの逆境を跳ね返すことはできるだろうか。
(文=斉木順)

<ライタープロフィール>
 雑誌や書籍、ネットメディアで芸能記事を執筆中。アイドルから俳優、歌手、大御所まで幅広くカバーする柔軟さと情報網が強み。

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