広瀬アリス、初ヤンキー役で衝撃の頭突き&メンチ切り! 演技の幅が広い「カメレオン女優」に急成長

斉木順

 女優の広瀬アリスが、5月公開予定の映画『地獄の花園』で初のヤンキー役を演じることが決定した。衝撃のビジュアルやメンチ切り&頭突きをかましているキャラクター動画が3日に解禁され、普段の清純派イメージとのギャップにファンがどよめく事態となっている。

 同映画は、バカリズムが脚本を担当。永野芽郁が演じる主人公・田中直子ら日本中のOLたちがヤンキーとなって「拳と拳」で派閥争いを繰り広げるというコメディで、アリスは主人公の会社に中途採用されたカリスマヤンキーOL・蘭を演じる。

 先日、驚きの暴言を吐く永野の衝撃映像が公開されて話題を呼んだが、それに続いて今回は広瀬のキャラクター動画が解禁された。

 動画では、カメラに向けてメンチを切りながらドスの効いた声でスゴんだり、通勤途中に絡んできた敵に頭突きをかましたり、ケンカ相手を投げ飛ばした後に涼しい顔でルミネに行こうとしたりと、清純派の彼女のイメージからは想像できないシーンが連発されている。

 これにネット上では「超清純派なのにここまでできるとは…」「可愛いのにしっかりヤンキーになっていてすごい」「役の幅がどんどん広がってきて将来が楽しみ」「演技の引き出しが想像以上に多い人」などと称賛の声が続出している。

 先に妹の広瀬すずがブレイクしたこともあり、かつては少し地味な印象があったアリス。どうしても「清純派」の枠にとらわれている印象があったが、2017年にレギュラー出演したNHK朝の連続テレビ小説『わろてんか』の女芸人役でコメディエンヌとしての才能を開花させたことをきっかけに、さまざまな役柄を演じられる「カメレオン女優」へと急成長した。

 放送中の連続ドラマ『知ってるワイフ』(フジテレビ系)でも、夫役の関ジャニ∞・大倉忠義を相手に感情的になる“鬼嫁”を熱演し、さらに同じ役柄の女子高生時代、大学時代、社会人時代などもしっかり演じわけている。こちらもネット上で「演技の振り幅が神がかってる」「年代によって別人かと思うほど演技が違う」などと反響を呼び、高い評価を獲得しているようだ。

 それだけの演技力と対応力があるとなれば、今作の映像でヤンキー役が初めてと思えないほどハマっているのも納得。将来的には、日本を代表する「カメレオン女優」のひとりに成長していく可能性もありそうだ。
(文=斉木順)

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