木村拓哉、SMAP時代のコント「バッキー木村」が英語圏で突如バズる!

宇原翼

 俳優・木村拓哉のSMAP時代の映像が英語圏で謎のバズを起こし、注目を集めている。

 話題になっているのは@effectuate_というTwitterアカウントのツイート。26日に「この映像を見つけるのはほとんど不可能だが、この映像のことをほとんど毎週考えている」という英文と共に、『SMAP×SMAP』(フジテレビ系)で木村が扮した「バッキー木村」のコント映像の一部をアップロードしている。ギャル男ふうの格好をした木村がなぜか幼稚園でパラパラを踊り、園児が「バッキーじゃなくて、ミッキーに会いたい!」と叫ぶと、幼稚園のスタジオが突然ふたつに割れてクラブ風のステージが登場し、ミッキーマウスとミニーマウスと共に木村がパラパラを踊り始めるというシュールなコントだ。

 このツイートは大きな反響を呼び、28日14時時点ではリツイート数は4.3万、いいね数は16.4万にものぼっている。リプライコメントの大半は英語で、「これは木村拓哉という人だよ」と教える木村ファンらしきコメントも多いが、「自分が見たものは一体何なのか誰か教えてくれ。素晴らしいねこれ」「なんじゃこりゃ?(最大限の敬意を込めて)」と、シュールな内容に戸惑いながらも魅了されているという人も少なくないようだ。

 このツイートをしたアカウントの詳細は不明だが、「ヴェイパーウェイヴ」と呼ばれるネットカルチャーの愛好者と思われる。80年代~90年代へのノスタルジーと強く結びついたこのカルチャーは、バブル期を中心とした日本の音楽・アニメをサンプリングすることも多く、近年の世界的なシティポップ・ブームを生むきっかけとなった。

 バッキー木村の映像がバズったことは日本のTwitterユーザーの間でも話題になっており、シティポップの次はパラパラが流行るか?という期待の声も上がっている。また、かつてのピコ太郎のように、ネットでのバズをきっかけに“海外進出”する可能性も考えられるだろう。

 もっとも、当該ツイートの映像は著作権的には違法アップロードにあたり、またジャニーズ事務所が海外展開やネット展開に消極的であることや、解散したSMAP時代の昔の映像であることなどを考えれば、せっかくの機会も“スルー”されることになりそうだ。しかし、木村は個人でInstagramとWeiboのアカウントを持つなどSNSをやっており、この話題を耳にして何らかのリアクションをとる可能性もある。思わぬ英語圏での反響に、木村はどういう反応を見せるのだろうか。

(文=宇原翼)

<ライタープロフィール>
 雑誌、ウェブメディアの編集を経て、現在はエンタメ系ライター。ジャニーズやLDHを中心に、音楽・ドラマ・アニメ・バラエティ番組などを日々チェックしている。紅白出場の某歌手とはマイミクだったことも。

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