Sexy Zone・5人体制“復活”の背景に中居正広の嘆願あった! ファン感激エピソードが明らかに

宇原翼

 今年デビュー10周年を迎えたSexy Zoneが23日に初のファンミーティングをオンラインで開催し、元SMAP・中居正広との知られざるエピソードを明らかにした。

 2011年11月にCDデビューしたSexy Zoneは当初5人組だったが、2014年3月、松島聡とマリウス葉がそれぞれ弟分ユニットを結成するという形で一時離脱。しばらくは中島健人、菊池風磨、佐藤勝利のトリオとして活動が続けられた。

 松島とマリウスは事実上の“降格”と見られ、この対応は多くの批判を呼んだが、15年9月放送の『ミュージックステーション ウルトラFES』(テレビ朝日系)で久々に5人でのパフォーマンスを披露。同年12月発売の「カラフル Eyes」から正式に5人体制に戻った。

 この5人体制“復活”を実現させたのが、中居なのだという。メンバーがファンミーティングで明かしたところによれば、3人で活動していた時期のSexy Zoneが『ミュージックステーション』に出演した際、当時の事務所社長・ジャニー喜多川氏が楽屋を訪れたことがあったが、別番組の収録でテレビ朝日に来ていた中居がそこに現れ、ジャニー氏に掛け合ったとか。菊池は「3人でやってる時に『5人にしてよ』ってジャニーさんに言いに行ってくれたのは中居さん」と述べ、中島は「あの直談判を覚えてる。っていうかすごい嬉しかったな」と振り返った。

 中居は、司会を務めた15年6月の『音楽の日』(TBS系)でSexy Zoneに対し、当時バックダンサー扱いだった松島とマリウスの衣装が中島ら3人と違うことをイジった後に「5人でSexy Zoneだよな?」と声をかけ、その気遣いが当時も話題になったが、中居がずっと彼らの“グループ内格差”を気にかけ、後輩のために一肌脱いでいたことが明らかになり、SNSではファンを中心に感激の声が多く上がっている。

 また、昨年12月の『ザ!世界仰天ニュース』(日本テレビ系)では、中居の退所会見後に開かれた食事会で、中島が「(今後)どうしたらいいんすか」と中居に絡んだというエピソードが明かされ、意外な組み合わせだと話題になったが、この“直談判”秘話を知り、「中居くんとそこまで絡みなかったでしょ?と思ってたけど、セクゾの中では貴重な先輩で大きな存在なんだな……」と納得する声も。
 
 中居は退所後もジャニーズ所属タレントとの絡みが少なくなく、円満退所によるものと指摘されているが、こうした後輩想いのエピソードに事欠かさないその人柄も大きく影響しているのだろう。

(文=宇原翼)

<ライタープロフィール>
 雑誌、ウェブメディアの編集を経て、現在はエンタメ系ライター。ジャニーズやLDHを中心に、音楽・ドラマ・アニメ・バラエティ番組などを日々チェックしている。紅白出場の某歌手とはマイミクだったことも。

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