ゆきぽよ、涙の謝罪も業界は敬遠ムード… めるる台頭の影響もあって正念場に

斉木順

 ギャルモデルの“ゆきぽよ”こと木村有希が、親密関係にあったとされる男性がコカイン使用などで逮捕されていた件について、情報番組『サンデー・ジャポン』(TBS系)で涙ながらに謝罪した。

 ゆきぽよをめぐっては、発売中の「週刊文春」が2019年5月にゆきぽよ宅で親密な関係にあった男性がコカインを使用したと報道。男性は泡を吹いて卒倒し、帰宅してそれを発見したゆきぽよが119番通報し、病院まで付き添ったという。男性は逮捕されることになり、数日後に警察がゆきぽよ宅へ「ガサ入れ」に入り、ゆきぽよも尿検査を受けたとされる。

 また、男性は2018年にも振り込め詐欺グループの一員として逮捕されていたとのことで、その経歴などから「反社会的勢力」の可能性が浮上している。ゆきぽよ自身にやましいことはないものの、もし「反社」との交際があったとなればメディア出演や広告起用に大きな問題が生じかねない。

 そんななか、ゆきぽよは23日に事務所の公式サイトで謝罪文を発表。「今回の報道にて、自分のこれまでの人間関係や過去の言動により多くの方々に、ご迷惑、ご心配をかけてしまったことを深く反省しています」「今後は、過去の未熟な自分を見つめ直し、責任ある社会人となるよう日々頑張っていきたいと思いますので今後とも応援よろしくお願いいたします」などと綴った。

 さらに、ゆきぽよは24日に放送された『サンデー・ジャポン』にVTR出演。ギャルファッションを封印して黒い服で登場し、詐欺で逮捕されていたと知りながら男性と交友関係を続けたことについて「地元の先輩に紹介されたので(関係を)切りづらかった」「好意を持たれ、しつこく付きまとわれていた」と説明し、あくまで「遊び仲間だった」として交際は否定した。家宅捜索では不審なものは見つからず、尿検査が「陰性」だったことも告白している。

 さらに、ゆきぽよは「完全に信頼をなくしてしまったと思います。もうあいつは終わったと思われても仕方ないって思ってます」と涙ながらに語り、続けて「大好きな仕事だから……もう一回、みんなの信用を取り戻せるように頑張りたいです」と信頼回復を誓った。ゆきぽよは同日に自身のInstagramにも謝罪文を掲載しており、ファンからは励ましの声が殺到している。

 かねてから、ゆきぽよは「今まで付き合った5人の元カレのうち4人が逮捕された」「そのうちの2人は詐欺だった」などと交友関係の危うさを“ネタ”にしていたため、ある意味では「正直者」といえなくもない。だが、ただのヤンチャなギャルだった昔とは違い、現在の彼女は売れっ子タレントで多くの広告案件を抱える身。「振り込め詐欺で逮捕された経歴のある男性が自宅に上がり込んでコカイン使用」という状況は、あまりにヘビーだ。
 
 業界内では、これをきっかけに広告代理店やテレビ局がゆきぽよを敬遠するようになるだろうと推測する声も上がっている。同じギャルモデルとしては“みちょぱ”こと池田美優や藤田ニコル、さらには人気急上昇中の“めるる”こと生見愛瑠がおり、ゆきぽよがこのまま失速すれば現在のポジションを失う危険性がある。

 はたして、ゆきぽよは芸能生命を左右しかねない難局を乗り切ることができるのだろうか。
(文=斉木順)

<ライタープロフィール>
 雑誌や書籍、ネットメディアで芸能記事を執筆中。アイドルから俳優、歌手、大御所まで幅広くカバーする柔軟さと情報網が強み。

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