“男版NiziU”にジャニーズ事務所「どう出る!?」 新虹プロ「年内開始」のウワサも

北河花

 NiziUを輩出したグローバルオーディション番組「Nizi Project」の男性版が、「年内にもスタートするのではないか」とウワサされている。

 韓国の金融グループが公開したK-POP大手事務所のレポートの内容を伝える一部メディアによると、JYPエンターテインメントは遅くとも2022年内には「Nizi Project」の男性版グループをデビューさせるとのこと。

 公式発表でないものの、ネット上では「ってことは、今年オーディションが始まるかも?」「虹プロ男子版、楽しみ!」「正直、NiziUの弟グループはできてほしくない」など様々な声が相次いでいる。

 昨年10月の『スッキリ』(日本テレビ系)に生出演した総合プロデューサーのJ.Y.Park(パク・ジニョン)は、「Nizi Project」の日本男性版とアメリカ版の構想を明かし、時期について「どっちを先にするか決まっていません」「コロナ禍がどうなるか見ながら決めます」と日本語で説明していた。

 JYPエンターテインメントには、タイガ、ユウヒ、タクトといった日本人男性練習生が所属しているものとみられており、今後行われるであろう男性版「Nizi Project」に参加する可能性は高いだろう。

 NiziUといえば、今月、デビューシングル「Step and a step」が累計出荷量47万764枚を突破。プロモーション期間中は連日のように人気テレビ番組に出演したほか、ロッテ、コカ・コーラ、コーセーといった大手企業のCMキャラクターを務めるなど、大成功している。

 男性版が実現すれば、“NiziUの弟分”としてブレークは必至とも思えるが、日本メディアの“ジャニーズ忖度”を懸念するK-POPファンは少なくない。

 実のところ、メディアにおける“ジャニーズ忖度”の程度は定かでないが、『ミュージックステーション』(テレビ朝日系)にジャニーズ以外の若い男性アイドルグループがほとんど出ないことなどからも、「なんらかの力が働いている」と思われても仕方なさそうだ。

 また、最近は歌唱やダンスに長けたK-POPアーティストと、“キャラ重視”ともいえるジャニーズグループのパフォーマンスにおける実力差が話題になることが増えている。

 “NiziUの弟分”がジャニーズと比較されるのは目に見えており、そうなった場合にジャニーズ事務所や日本のメディアがどう出るのか気になるところだ。

 早くも話題沸騰の男性版「Nizi Project」。日本芸能界の特殊なパワーバランスをJ.Y.Parkはどこまで把握しているのだろうか。
(文=北河花)

<ライタープロフィール>
『人間・失格~たとえばぼくが死んだら~』(TBS系)の堂本剛に衝撃を受けて以来のジャニーズウォッチャー。大野智主演『世界一難しい恋』(日本テレビ系)の続編放送を夢見ながら執筆中。

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