女優の綾瀬はるかが、14日に放送されたバラエティ番組『櫻井・有吉THE夜会』(TBS系)にゲスト出演。青春時代にハマった大好きな漫画として『浦安鉄筋家族』(著・浜岡賢次/秋田書店)を挙げるなどのギャップを見せたことで、男性層からの好感度が今まで以上に爆上がりしている。
番組では、綾瀬がドラマ『天国と地獄~サイコな2人~』(TBS系/17日スタート)で共演する高橋一生と共にゲストとして出演。前半は「癒し系女優の綾瀬はるかを癒す」として犬・猫の赤ちゃんなどが登場し、後半は高橋の希望で司会の櫻井翔や有吉弘行らと「男の趣味」について語り合うことに。男性の好きなものを詰め込んだ部屋を舞台に、男の趣味トークが展開された。
男性の好きなものの代表として「少年漫画」があるが、高橋は部屋に用意された『ドラゴンボール』『魁!!男塾』などの単行本に興奮。同じく漫画好きの有吉は、人気漫画『ジョジョの奇妙な冒険』のスピンオフ『岸辺露伴は動かない』の実写ドラマ版に主演した高橋に対して「岸辺露伴、めっちゃカッコ良かった」と目を輝かせながら話しかけ、高橋と意気投合していた。さらに、高橋は好きな漫画のヒロインとして「マニアックだと思うんですけど、桂正和先生の『電影少女』のアイちゃん」と発言するなど男子トークを炸裂させまくっていた。
綾瀬は置いてきぼり状態になるかと思われたが、青春時代にハマった漫画を尋ねられると「私もお兄ちゃんの漫画を読んでました」と前置きしつつ、意外にも「浦安鉄筋家族、大好きでした」とコメント。
まさかの作品チョイスに対し、有吉は興奮しながら「最高、面白いね。はるかちゃん、浦安読んでたんだ」と絶賛。ネット上の視聴者からも「綾瀬はるかが浦安を読んでるギャップやばい」「浦安鉄筋家族が好きだと知って綾瀬はるかの好感度が爆アガリした」「この可愛さで浦安好きとか最高じゃん」といった声が上がっている。
『浦安鉄筋家族』といえば、現在も「週刊少年チャンピオン」(秋田書店)で続編が連載されている人気長寿シリーズで、下ネタなどのどぎついギャグが連発されることで有名。ほんわかとした癒し系の綾瀬のイメージとは大きなギャップがあるため、衝撃を受けた人が多かったようだ。
また、綾瀬は自宅にDVDがあるお気に入りの映画として『グーニーズ』『ネバーエンディング・ストーリー』『ホーム・アローン』などを挙げており、こちらもお兄さんの影響なのか男子好みのラインアップ。男性視聴者からの好感度を上げまくっていた。
まさかの漫画の趣味で男心をくすぐりまくった綾瀬。男性支持のさらなる高まりは、新ドラマへの強力な追い風になりそうだ。
(文=斉木順)
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