乃木坂46の冠番組『乃木坂工事中』(テレビ東京系)の1月10日放送回では、2チームに分かれて『新春ゲーム対決』企画を実施。その中で、メンバーの写真を用いた“福笑い”が行われたのだが、1期生・齋藤飛鳥の顔が注目を集めることになった。
齋藤は自身の顔写真が用いられた対決で3期生の久保史緒里に勝利したが、途中まで自分の顔だとは気づかなかったとか。さらに、対決終了後に眉毛、目、鼻、口のパーツを改めて調整するもしっくりこず。
MCのバナナマン・設楽統は「奇跡的な配置なんだね」と語り、わざと鼻の下を長く調整した顔写真に対しては「テラフォーマーズに出てそう」と、人型へと進化したゴキブリを描いた人気コミック『テラフォーマーズ』(集英社)の名前を出して笑いを誘う場面もあった。
その齋藤といえば、西野七瀬や白石麻衣が去った今、次世代を担うエースとして君臨。“アイドル界最小クラス”とも称される小顔、美貌を武器に女優業でも活躍するだけに、「ほんの少しパーツがずれるだけでこんなにも印象が違うの!?」「まさにミラクルなバランス!」などとファンを驚かせることになった。
そんな齋藤の“奇跡の顔面”が、1月8日発売の週刊誌「FRIDAY」(講談社)のオフショット連載『乃木撮』においてドアップで掲載されているため、ファンを歓喜させるとともに、同期の生田絵梨花に自らバックハグして自撮りをしていることで、「レアショット」だとして話題を呼んでいる。
同誌で生田のことを「無邪気な人」と評した齋藤だが、自身はクールなキャラで知られ、対照的なふたり。以前、音楽番組『バズリズム02』(日本テレビ系)に出演した際には、「波長が合わないメンバーがいる?」という質問でお互いの名前を挙げ、「仲悪いの?」と視聴者をザワつかせたこともあった。
この“波長が合わない例”としてふたりは、「人はなぜ生きるのか?」などといった難解な質問をしてくる生田のことを齋藤が避け、それを生田が「寂しく思う」というエピソードを披露。同連載でもこれまで、生田の方から一方的に絡む写真ばかりが掲載されていただけに、今回は珍しく齋藤から急接近する姿が反響を呼んだのだ。
以前は楽屋でひとりで過ごすなど、“ぼっち”でいることをキャラにしていた部分もあった齋藤だが、最近はエースの自覚が出てきたのか、後輩たちとも積極的にコミュニケーションをとっている様子。同期のお姉さんメンバーが次々と卒業する中、グループを引っ張る活躍が期待される。
(文=永尾兼)
<ライタープロフィール>
AKB48にハマったのをキッカケに、女性アイドルの追っかけ兼ライターとして活動中。現在は坂道グループ(乃木坂46、櫻坂46、日向坂46)の記事を中心に執筆。元乃木坂46の橋本奈々未を永遠推し。