浜辺美波、イメージ覆す「腐女子オタク」熱演に視聴者驚き! 一方で「可愛すぎる」と“苦情”も

斉木順

 菅野美穂が主演する連続ドラマ『ウチの娘は、彼氏が出来ない!!』(日本テレビ系)の第1話が13日に放送され、初回の世帯平均視聴率が10.3%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)で好発進となったことが14日にわかった。“陰キャ”なオタク娘を演じている浜辺美波の好演が話題を呼んでおり、Twitterでトレンドワード入りするなど大反響となっている。

 同ドラマは、数々の大ヒット恋愛ドラマを手掛けてきた脚本家・北川悦吏子氏によるオリジナル作品。少女のように天真爛漫な恋愛小説家・水無瀬碧(菅野)と、しっかり者ながらマンガ・アニメが大好きな“陰キャ”で大学生になっても彼氏ができる気配がない娘・空(浜辺)の母娘を中心にしたコメディ系ラブストーリーだ。

 第1話では、浜辺演じる空が「どこに行ってきたの?」と母に聞かれ、キャリーケースいっぱいの同人誌を持ち帰りながら「ビッグサイトでエロい漫画を買ってきました」と答えたり、大学のゼミの飲み会で「見たいアニメあるんで」と先に帰ってしまったりと、筋金入りのオタクっぷりを発揮。

 さらに、イケメンで人気者の大学の同級生・入野光(岡田健史)が楽しそうにクラスメイトたちと話しているところを遠くから眺めながら「陽キャめ…」とポツリ。続けて「私はこのウェイ系の大学ではトップ・オブ・ザ・トップの陰キャ。あれらは私とは違う生き物、違う生き物、違う生き物…。3回唱えたらそれは念仏・祈り・涅槃がやってくる」とオタク特有の早口でつぶやいて漫画を読み始めるなど、浜辺は今までの正統派美少女イメージを覆す突きぬけた演技を披露していた。

 これにネット上では「早口で低い声でしゃべるところとか、女オタクの特徴を上手くつかんでる笑」「美波ちゃんの振り幅の大きさに驚いた」「浜辺美波ちゃんの演技、思った以上に自然で上手い」などと称賛コメントが続出。主演の菅野よりも注目を集めているように見えるほどの反響となった。

 ただ一方、一部の視聴者からは“苦情”も寄せられているようだ、SNSなどで、オタク系を自称する人々などから「浜辺美波が可愛すぎて非モテ腐女子に見えない」「可愛すぎてメガネかけてもファッションっぽくてオタク感が消える」「あれだけ顔が可愛かったらオタクでも彼氏ができないなんてことはない」「オタク女子は陽キャに枝豆投げつける度胸なんてないでしょ!」といったツッコミが集まっているのだ。

 いくら浜辺が役作りや熱演でオタク女子になりきっても、もともとの顔のつくりまでは変えられないのだから仕方ない部分があるが、これが視聴者たちにとって大きなツッコミのポイントになっているようだ。逆に言えば、それだけ浜辺の美貌に注目が集まっている証拠でもあり、なんだかんだとツッコミを入れながら今後も視聴する人が増えていくのかもしれない。
(文=斉木順)

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 雑誌や書籍、ネットメディアで芸能記事を執筆中。アイドルから俳優、歌手、大御所まで幅広くカバーする柔軟さと情報網が強み。

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