AKB48に波及の可能性も!? 姉妹グループ「メンバー大量リストラ」決定でファンも心配

宇原翼

 AKB48グループとしては初の海外姉妹グループとして知られるインドネシア・ジャカルタのJKT48の「リストラ」が話題となっている。

 JKT48は、海外初の公式姉妹グループとして2011年に誕生。AKB48からメンバーを移籍させた効果もあり、徐々にインドネシア国内で知名度を高め、14年にはジャカルタ観光大使に任命されるなど人気グループとなっている。

 しかし公式サイトは11日、JKT48のリストラ計画を発表。インドネシアは新型コロナウイルス感染防止を目的とした「社会制限」措置が続いており、首都ジャカルタでは11日から大規模社会制限を強化するとの発表があったばかり。コロナ禍によりJKT48の活動も「きわめて困難」な状態で、運営はこのままの形での継続は難しいと判断。解散を避けるため協議を重ねた結果、メンバーとスタッフを削減することを決めたと発表した。

 具体的には、メンバー26人の卒業が決定。研究生を除く正規メンバーだけでも15人が卒業するという大胆な決断で、運営は「ゼロからやり直すほかない」との決意を語っている。

 このリストラが日本でも報じられると、ネット上では「現地で結構人気あったのになぁ」「リストラって、卒業の概念が崩れるな……」など寂しがる声が上がった。さらに、「日本のグループは大丈夫なのかな」「AKBも現状ありえそうで他人事とは思えない」という声もある。

 本家のAKB48は近年、人気の凋落が囁かれており、特に11年連続で出場していたNHK『紅白歌合戦』に昨年は落選に終わったことが象徴的だ。「会いに行けるアイドル」が強みだった彼女たちにとって、コロナの影響で接触イベントが実施できないことは大きなダメージだろう。しかし、それだけでなく、「坂道グループ」に人気を奪われている状況や、前田敦子や大島優子、指原莉乃らに代わる存在がいないことも指摘されている。期待されていた宮脇咲良や矢作萌夏らは他グループへ移籍したり、早々に卒業してしまった。

 決定的だったのは、音楽サブスクリプションサービスが日本でも本格化し、サブスク発の人気アーティストが生まれる中、ランキングのあり方も大きく変わったことだ。複数の指標でランキング化するビルボードジャパンが注目されるようになり、オリコンもこれに追随。CD売上枚数の偏重から脱却する流れは、“AKB商法”にとってはまさに逆風だ。

 「withコロナ」の時代、アイドルのありようも変化を求められているが、AKB48の未来ははたして……。

(文=宇原翼)

<ライタープロフィール>
雑誌、ウェブメディアの編集を経て、現在はエンタメ系ライター。ジャニーズやLDHを中心に、音楽・ドラマ・アニメ・バラエティ番組などを日々チェックしている。紅白出場の某歌手とはマイミクだったことも。

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