関ジャニ∞随一のイケメンとして知られる大倉忠義が主演ドラマ『知ってるワイフ』(フジテレビ系)で見せるさえない男性役の姿が視聴者から注目を集めている。
大倉は同作で、勤務先の銀行では毎日のように上司に叱責され、家庭では結婚5年目の妻・澪(広瀬アリス)に怒鳴られるという銀行員を演じている。日々の生活に疲れる中で、タイムスリップという非日常に巻き込まれる主人公を大倉はコミカルに演じているが、役柄上、困惑や憔悴といった苦しげな表情も目立つ。
そんな大倉の姿に視聴者からは「大倉くん、もっとイケメンかと思ってたけど……」「大倉くん肌荒れてる」など、いつものイケメンぶりが冴えない姿に心配する声も上がっているようだ。
大倉といえば昨年、8月に大阪松竹座で開催された無観客生配信ライブ『Johnny’s DREAM IsLAND 2020→2025 ~大好きなこの街から~』を体調不良のため欠席。新型コロナウイルスに感染していることが9月24日に発表され、10月12日に活動を再開するまで療養生活を送っていた。
年末年始のテレビ出演でも「痩せすぎかな?と思っちゃう」「お顔が痩せすぎな気が」という声が上がっており、一部では大倉の体調がまだ万全ではないのではと気を揉む声もあるようだ。
しかし、大倉は昨年10月30日に行われた映画『窮鼠はチーズの夢を見る』の記念舞台あいさつで「ご心配おかけしましたけど、万全な体調に戻りました」とコメント。昨年1月放送の『オールナイトニッポンサタデースペシャル 大倉くんと高橋くん』(ニッポン放送)では、スポーツジムでの体作りで脂肪や筋肉の付き方を調整していると話しており、人生に疲れているという役柄に合わせて体重をコントロールしたのだろう。
家事や育児をまったくせず、妻を“恐妻”扱いする主人公に対し、ネット上では「大倉くんは好きだけどあんな旦那は嫌」「大倉くんの役、腹立つ」「クズ夫っぷりに私もカニ投げつけたくなった」といった声も上がっており、大倉の役づくりは成功したと言えそうだ。初回放送の世帯平均視聴率は6.1%(ビデオリサーチ、関東地区)とやや厳しい結果だったが、本作での大倉の好演を今後も注目したい。
(文=山岡四郎)
<ライタープロフィール>
お笑い芸人を志して養成所に通うも数回通って挫折。その後雑誌編集を経て現在はフリーライターおよびデザイナーとして活動中。芸能界が好きすぎて一日中テレビを観ながらYouTubeを観ています。