池脇千鶴、“近影”激変に衝撃走る! “楽屋籠城”事件を経て「迫真の演技」に絶賛の声

大西かずや

 現在39歳の女優・池脇千鶴が主演を務める連続ドラマ『その女、ジルバ』(フジテレビ系)が1月9日からスタートしたが、ネット上では池脇の“ビジュアル変化”に驚きの声が飛び交っている。

 超高齢熟女バー「BAR OLD JACK&ROSE」を舞台にした同作品。池脇は40歳になったばかりの“最年少ホステス”役を務めるが、顔はややふっくらした印象で、恋人も貯金もなく行き詰った生活を送る“幸薄感”が滲み出ているため、「別人かと思った!」と視聴者に衝撃を与えた。

 このビジュアルの激変ぶりは老けメイクによるものかと思いきや、番宣のために出演したバラエティ番組でも同様のため、どうやら役づくりを徹底した様子。2015年に公開された映画『きみはいい子』では、並行して別の作品を撮影していたにもかかわらず、プロデュ―サーから「太ってくれ」と無茶ぶりされ、その要望に応えたというエピソードを明かしていたが、今回も外見から役になりきるプロセスを選んだようだ。

 ただ、いくら見た目を変えようとも、役の本質をつかむのは容易ではないらしく、撮影初日にはまだ心の準備が整っていないため、数時間にわたって控室から出てこなくなってしまったことを、先月17日発売の週刊誌「女性セブン」(小学館)で報じられている。

 同誌によれば池脇は「完璧主義すぎる」とのことだが、第1話では“40歳独身女の悲哀感”や、先輩ホステスたちの愛情に包まれた喜びなどを表現し、その演技力に絶賛の声が集まった。

 その評判は数字にも表れ、『オトナの土ドラシリーズ』として16年からスタートした同枠のドラマでは歴代最高となる平均視聴率6.3%(関東地区・ビデオリサーチ社調べ)を記録。今回、約9年ぶりに連続ドラマの主演に抜擢された池脇だが、演じる役のようにこれから女優としての輝きが増し、注目度がさらにアップしていくことになることだろう。

(文=大西かずや)

<ライタープロフィール>
大学卒業後、広告業を経てライターに。映画、ドラマ、音楽、その他諸々についてWebメディアを中心に執筆を手掛けている。

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