乃木坂46の新シングル『僕は僕を好きになる』(N46Div.)で自身初となる表題曲でセンターを務める山下美月が、同期の梅澤美波、大園桃子、久保史緒里、与田祐希とともに1月4日発売の青年誌「週刊プレイボーイ」(集英社)に登場。グループの“顔”ともいえるポジションに抜擢されたことへの想いを語ったが、ファンからは「期待しかない」「新たな歴史をつくってほしい」などと熱視線が集まっている。
山下は昨年10月に1期生の白石麻衣が卒業した際、その直後のシングルでセンターを務めるメンバーについて「重圧ハンパないだろうな。誰になっても支えよう」と考えていたところ、自分に白羽の矢が立ったため驚いたという。
ただ、梅澤は山下が選ばれたことについて、「あぁ、やっぱりな」と納得がいったとのこと。ソロ活動が増えたことで「それに伴って本人の顔つきも変わってきたし、自信につながってる」と分析したが、ファンも「確かに顔に自信が漲ってる」「エースの格が出てきた」などと、賛同した様子を見せている。
そんな山下を主役にした4コマ漫画が同誌に掲載されたが、白石のような“王道アイドル”を目指していたものの、“おっさんキャラ”扱いされていることに嘆く姿が描かれ、ファンの笑いを誘うことにもなった。
これは山下が毎回、ダジャレでブログを締めることや、塩辛や枝豆などを好み「小さい頃から味覚はおじさん」と書き込んだことなどが原因になっているのだろう。白石は“美の女神”として乃木坂46に女性人気をもたらしたが、山下はビジュアルとギャップのあるキャラで別のファン層を取り込むことができるかもしれない。
今回のインタビューでは、梅澤が「世代交代」を口にする場面があったが、新シングルではその梅澤と久保が山下を挟むカタチで位置するため、3期生が前面に押し出されるフォーメーションとなっている。1期生や2期生が続々と卒業する中、次世代を担うメンバーたちの活躍が楽しみだ。
(文=永尾兼)
<ライタープロフィール>
AKB48にハマったのをキッカケに、女性アイドルの追っかけ兼ライターとして活動中。現在は坂道グループ(乃木坂46、櫻坂46、日向坂46)の記事を中心に執筆。元乃木坂46の橋本奈々未を永遠推し。