沢尻エリカ「中国進出」報道から一転… 「キャンプ場経営」で異業種に挑戦!?
斉木順
当時、公判で職業を問われて「無職です」と答え、女優復帰について「考えていません」と引退宣言ともとれる言葉を口にしていた沢尻。だが、事件によるCMやドラマの降板によって事実上の所属事務所が莫大な違約金を肩代わりしたとされており、それを返済するためには復帰しか道がないのが実情だ。 昨年から「しがらみが少ないNetflixのドラマで復帰する」「過激なシーンのある映画で復活」といった情報が噴出していたが、今年1月に東京スポーツが「中国での復帰を視野に語学勉強中」と具体的な復帰プランを報じた。同紙によると、沢尻は騒動の遠因にもなった“夜友”たちと縁を切り、自宅にこもって英語や中国語などを勉強しているという。 沢尻が05年に主演したドラマ『1リットルの涙』(フジテレビ系)が中国でも放送され、それをきっかけに現地でも人気が爆発。過去に薬物事件を起こした酒井法子と同様、中国のファンからラブコールが寄せられているようだ。 一方、発売中の「女性セブン」(小学館)は意外な“社会復帰プラン”を報道。沢尻は女優復帰にまだ躊躇があり、それより先に「キャンプ場経営」という異業種に挑戦しようとしているという。 同記事では「かつての沢尻は、大自然の中で行われる音楽イベントなどにも積極的に参加し、芸能界きってのアウトドア派として知られていた」としており、09年に元夫と奄美大島で開催された野外音楽イベントに参加したエピソードなどが紹介されている。 だが、これにネット上では心配の声が続出。沢尻が参加していたのは「キャンプ」や「アウトドア」というよりも、大音量のダンスミュージックを流して野外で踊る「レイヴパーティー」といった方が適切だからだ。 沢尻はクラブイベントで夜通し踊り明かして帰宅後に逮捕されたという経緯もあり、ネット上では「また同じような流れになりそうで心配」「自分でキャンプ場なんて経営しだしたら余計に危ない」といった意見が寄せられている。 さらに「綺麗だし、演技力は素晴らしいからまた女優として活躍してほしい」「事件は本当に残念だったけど、唯一無二の女優さんだから復活してほしい」といった声も。事件の重大性は認めつつも、今も沢尻の女優としての力量を評価する人は多いようだ。 Netflixか、国内映画か、中国進出か、はたまた異業種挑戦か……。どの道を選ぶとしても大きな話題になるのは間違いなさそうだ。
(文=斉木順) <ライタープロフィール>
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