はじめしゃちょー「闇カレー」動画で批判の的! “炎上続き”で問われるモラル

山岡四郎

 人気YouTuber・はじめしゃちょーとその“愉快な仲間たち”によるグループチャンネル「はじめしゃちょーの畑」が新年早々“炎上”状態となっている。

 問題となっているのは1月4日に公開された「闇カレー」という動画。たなっち、やふへゐ先生、トマトクン、けんすけの4名が参加したこの企画は、それぞれ2つずつ食材を持ち寄って闇鍋の要領でカレーを作り、目隠しをした状態でカレーを食べ、食材を当てるというものだ。

 アボカド、数の子、お茶のパックから食用タランチュラまで多彩な“具材”が持ち寄られる中、たなっちが用意したのは餅と“彼女のパンツ”。これに調理担当メンバー・やふへゐ先生は興奮した様子で匂いを嗅ぎ、頭にかぶるなどはしゃぎ回った。

 実食では「芳香剤みたいな甘ったるい匂いがする」という発言もあったことから、この下着は使用済みだった可能性もある。

 この動画には「さすがにこれはやりすぎ 非常に不愉快」「初めて畑見てて気分悪かった」と批判が殺到。こうした声を受けてか、コメント欄には「畑」名義で「※パンツは衛生上問題の無いものを使用していますが、絶対に真似しないでください」という注意書きが追加されたが、それでも批判の声は止まず、「衛生面とかより彼女かわいそう」といったコメントが相次いでおり、6日時点では1.3万以上の低評価がつき、高評価を上回る事態に。低評価が少ない同チャンネルの動画としては、異例の“炎上”となったようだ。

 はじめしゃちょーは出演していないが、「この動画をよしとしてアップロードのゴーサインを出すのもどうかと思う」と責任を問う声も少なくない。

 はじめしゃちょーは昨年2月にも、全日空機と自衛隊機の衝突事故の犠牲者を追悼する岩手県の「慰霊の森」を「日本一の心霊スポット」として紹介し、遺族や地元から批判の声が上がるなど問題になったことは記憶に新しい。

 YouTuber人気が高まり、影響力が強まる一方で、近年は一部の問題行動が指摘されることも増えており、昨年は逮捕者が出るなど世間を騒がせたことで、YouTuberのモラルを問う声も高まっている。「畑」は200万人以上の登録者数を誇る人気チャンネルだけに、“ただの悪ふざけ”ではすまないだろう。

 はじめしゃちょーは昨年末に公開された「BuzzFeed」のインタビューで、自身が代表取締役を務める会社の社員のほとんどが「畑のメンバー」だと話していた。社長として、“社員”による今回の炎上騒動をどのように考えているのだろうか……。

(文=山岡四郎)

<ライタープロフィール>
 お笑い芸人を志して養成所に通うも数回通って挫折。その後雑誌編集を経て現在はフリーライターおよびデザイナーとして活動中。芸能界が好きすぎて一日中テレビを観ながらYouTubeを観ています。

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