石原さとみ、小悪魔系から脱皮で「本格派女優」に華麗なる転身! 主演スペシャルドラマが好評で評価急変

斉木順

 女優の石原さとみの評価が急変している。主演を務めたスペシャルドラマ『人生最高の贈りもの』(テレビ東京系)での落ち着いた演技に称賛が集まり、これをきっかけに「本格派女優」へと華麗なる転身を遂げそうな気配となっている。

 同ドラマは、余命宣告を受けた1人の女性と彼女を取り巻く家族の絆を描いた作品。自身の余命がわずかであることを知った主人公・田渕ゆり子(演:石原さとみ)が、父で翻訳家の笹井亮介(演:寺尾聡)が1人で暮らす東京の実家に帰省するところから始まるヒューマンドラマだ。

 ゆり子の夫役の向井理、亮介の担当編集者役の勝地涼ら数人のキャストしか登場せず、派手な演出もなく静かに時が流れていくような構成で、ハッキリ言ってしまえばかなり地味な印象。だが、だからこそ「限られた日常の時間」の尊さが強調され、各キャストの力量が必要になる「抑えた演技」が光っていた。

 特に、これまで小悪魔系のキャラや高飛車な女性などを演じることが多かった石原の落ち着いた演技はインパクトが強く、一部メディアでは「石原さとみを見直した」などと大絶賛されている。

 放送後、SNSなどでも「アンナチュラル以来の石原さとみの良いドラマ」「石原さとみの自然な演技が素晴らしかった」「最後の石原さとみと寺尾聡の演技で号泣」「石原さとみがこんなに演技上手いなんて知らなかった」といった声が寄せられている。

 石原といえば、かつてはセクシーなイメージが強く、私生活で恋愛スキャンダルが目立ったことで「恋多き女」とも呼ばれた。そのイメージが女優業にも影響し、小悪魔系や高飛車系の役柄のオファーが絶えなかった。

 しかし、実際に視聴者から高く評価されているのは、06年に主演したスペシャルドラマ『氷点』(テレビ朝日系)や彼女にとって近年最大の当たり役といえる『アンナチュラル』(TBS系)の三澄ミコトのような、シリアスで落ち着いた役柄だった。

 今作については、石原自身も「個人的なことですが、こういう役がやりたかったです」と記者会見で語っており、本人も「アイドル女優」的な小悪魔系&高飛車系のイメージから離れ、本格派の演技に挑戦したいという思いがあったようだ。

 昨年、石原は同世代の会社員男性と結婚したこともあって、アイドル女優からの脱皮が急務になるとみられていた。だが、実際はいつでも「本格派女優」に化けるだけの実力をすでに持っており、今回のスペシャルドラマが好評だったことで今後は落ち着いた役柄のオファーが急増する可能性が高い。
 
同日に放送されたバラエティ番組『Youは何しに日本へ?』(テレビ東京系)のスペシャルでは、ゲスト出演した石原が「日本で夢を叶えたい」という外国人の子どもたちを優しく目を細めて見守る姿が話題に。ネット上で「聖母のようだ」「いいお母さんになりそう」といった声が相次ぎ、早くも「主婦タレ」や将来的な「ママタレ」としての需要の高さを感じさせる状況になっている。

 男性人気の高い女優にとって結婚は大きな分岐点になり、場合によっては行き詰まってしまうこともあるが、どうやら石原は本格派女優&主婦タレへと華麗に転身しそうな気配だ。
(文=斉木順)

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雑誌や書籍、ネットメディアで芸能記事を執筆中。アイドルから俳優、歌手、大御所まで幅広くカバーする柔軟さと情報網が強み。

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