フワちゃん「誰にでもタメ口」はキャラだった!? まさかの敬語連発に視聴者は意外な反応
斉木順
打ち合わせ中、フワちゃんは「〇〇をやってみようかなと思っている感じですね」「すみません、ありがとうございます」などと終始敬語で会話。約30分の打ち合わせを終えると、イカダは潮に流されて有人島へのルートから大きく外れてしまっていた。
フワちゃんは、元のタメ口キャラに戻って「めっちゃ流されてるー!」などと絶叫。ほどなくイカダも崩壊し、残ったバランスボールにしがみつきながら「今、絶対(BGMに)米津(玄師)流れてね?」と明るさを失わずに奮闘。しかし、ついに限界に達してリタイアとなってしまった。 ネット上では、フワちゃんの健闘ぶり以上に「敬語」が気になった人が続出。「フワちゃん、普段はめっちゃ礼儀正しいし敬語も使えるんだね」「仕事の打ち合わせでちゃんと敬語使ってて好感度上がった」「やっぱりタメ口はキャラだったのね、何も知らないで批判すべきじゃない」「打ち合わせの時のちゃんとした口調のフワちゃんめっちゃイイ子そう」といった声がSNSに寄せられている。 フワちゃんのタメ口キャラは賛否を呼んでおり、それが一つの原因ともなって昨年末に「週刊女性」(主婦と生活社)が発表した『女が嫌いな女ランキング』で1位に選ばれてしまった。しかし、どうやらタメ口はあくまでキャラであって、素の彼女は別の顔を持っているようだ。 実は過去にも、ドッキリ企画でスタッフに怒られた際にカメラが回っていることを知らずに敬語を使ってしまったことがあるフワちゃん。昨年末に放送された『うわっ!ダマされた大賞2020』(日本テレビ系)でも、デヴィ夫人が仕掛け人となって「フワちゃんの失礼な態度に激怒する」というドッキリが敢行されたが、フワちゃんが礼儀正しくデヴィ夫人を気遣うなどしたことで「怒りどころがない」というハプニングに発展した。
その時も視聴者から称賛の声が集まり、デヴィ夫人も「彼女のことが好きになってきた」とご満悦でLINE交換までしたという。 通常、テレビで見せている態度が「キャラ」だとわかると批判されることが多いが、フワちゃんは“裏の顔”が見えれば見えるほど好感度が上がっていく稀有なタイプのようだ。
(文=斉木順) <ライタープロフィール>
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