日向坂46メンバー、白石麻衣に続く『アイドル顔だけ総選挙』1位に期待! “最強デュエット”にファン歓喜

永尾兼

 日向坂46・1期生の加藤史帆と齊藤京子が、昨年12月30日に放送された歌番組『第62回 輝く!日本レコード大賞』(TBS系)内の特別企画として、双子デュオ「ザ・ピーナッツ」の名曲「恋のバカンス」のカバーを披露。大舞台で輝く姿を見せ、ファンを歓喜させた。

 日向坂46名義でデビューした2019年末放送の同番組では、2ndシングル「ドレミソラシド」が優秀作品賞を受賞する快挙を遂げたが、今回はメンバーの中でも特に歌唱力が評価されているふたりの“最強デュエット”とあって、放送前から注目を集めていた。

 その中でも特に、前身グループ・けやき坂46時代から応援してきたファンにとっては、ふたりの雄姿が見られたことで感動もひとしおだったことだろう。

 その『けやき坂46』は元々、家庭の都合で欅坂46(現・櫻坂46)のオーディションを1度辞退した長濱ねるに対し、他のメンバーとの差異をつけるため“2軍”的な意味合いで15年に発足。加藤と齊藤ら1期生はその翌年に加入したが、欅坂46の陰に隠れて日の目を見る機会がなかった。

 しかし、下積みが長かったことでメンバー間の絆は強まることに。特に加藤と齊藤は、楽曲でのポジションが近いことが多くあり、アイドル誌「EX大衆」(双葉社)の20年3月号でインタビューを受けた際には、お互いに「戦友みたいな関係」と語っていた。

 また、スタッフからも「相性いい」と太鼓判を押されているとのこと。19年の秋には、齊藤にとってメンバーとは初という“ふたり旅行”を満喫したらしく、そんな普段からのやり取りが大舞台でも活きたのだろう。ファンからは、「本家ばりに息がピッタリ合っていた!」と絶賛の声が相次いだ。

 同誌ではふたりとも、昨年10月に姉グループ・乃木坂46を卒業した白石麻衣を目標の人物として名前を挙げ、グループ名だけでなく「個人の名前を覚えていただけるようになりたい」と目標を語っていたが、今回の企画によって知名度は着実にアップしたはずだ。

 その白石に関しては、ラジオ番組『レコメン!』(文化放送)が毎年恒例で行っている、リスナー投票による『女性アイドル顔だけ総選挙』で昨年、史上初の4連覇を達成。坂道グループのみならず、まさに業界の“顔”として活躍を続けてきた。

 その総選挙において、加藤は2位、齊藤は3位にランクインしていたため、白石が“候補者”に入らない今年、首位に輝く可能性は十分ある。下積み時代の鬱憤を晴らす、さらなる飛躍が楽しみだ。
(文=永尾兼)

<ライタープロフィール>
 AKB48にハマったのをキッカケに、女性アイドルの追っかけ兼ライターとして活動中。現在は坂道グループ(乃木坂46、櫻坂46、日向坂46)の記事を中心に執筆。元乃木坂46の橋本奈々未を永遠推し。

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