木村拓哉と「新しい地図」が生放送で互いに言及… ファンが再結成を期待する一方で「祝福コメント」に疑問の声も

沖田義豊

 新年から元SMAPメンバーたちの“つながり”をうかがわせるやり取りが連発され、絶望的とみられていた「SMAP再結成」に希望を見出すファンが続出している。

 1日に生配信されたネット番組『7.2新しい別の窓 元日スペシャル』(ABEMA)では、元SMAPで現オートレーサーの森且行がゲスト出演。同じ元メンバーで現在は「新しい地図」として活動する香取慎吾、草なぎ剛、稲垣吾郎とそれぞれ1対1でトークするコーナーが設けられた。
 
 稲垣と森のトークでは、ジャニーズ入所当時やSMAP時代を振り返る展開に。自分たちよりも草なぎと中居は入所が早かったという話題になり、稲垣が「木村くんも同じ(ころの入所)かな?」と話し、森が「そうかな」と返して木村に言及する場面があった。

 さらに、森がSMAP時代のレコーディングを思い返して「自分は3時間かかった。中居くんは30分で終わってたと思う」と中居を“ネタ”にするシーンもあり、現在も気の置けない関係であることをうかがわせていた。

 一方、元メンバーの木村拓哉は同時間帯にバラエティ特番『さんタク』(フジテレビ系)に生出演。共演した明石家さんまが、昨年12月30日に草なぎが一般女性との結婚を発表したことに触れると、木村は「そうみたいですね。めでたい、めでたい、めでたい、でいいんじゃないですかね」と返した。

 木村は草なぎの結婚発表当日にも、ジャニーズ事務所を通じて「めでたい!めでたい!めでたい!」という祝福コメントを出している。さんまに生放送で話を振られて仕方なく……という印象はあったものの、笑顔をこぼすなど「嫌々」という雰囲気ではないようにも見えた。

 くしくも、同時間帯の生放送でSMAPの元メンバー同士がエールを送り合うかのような展開になったといえる。これは互いに言及することがタブー視されていた以前の状態と比べると大きな変化であり、ファンからもどよめきが起こった。

 ネット上では「今でもSMAPはつながってるんだなあ」「絆を感じる」「中居くんと森くんも含めて6人で集まってほしい」「もしかしたら再結成あるかも…」などと歓喜の声が上がっている。

 だが、その一方で「キムタクの態度が他人行儀すぎる」という意見も。実は、木村は過去に「結婚する人には、いつも3つの“めでたい”の意味を込めてLINEでタイのスタンプを3つ送る」と明かしており、1つ目の“めでたい”は本人、2つ目の“めでたい”はお相手、3つ目の“めでたい”はいずれ授かるかもしれない新しい家族に対してのものであると説明していた。

 2017年にV6の岡田准一が結婚した際にも、木村は「めでたい×3」の意味でスタンプを送ったと語っている。つまり、木村の草なぎへの祝福コメントは、他の関係者やスタッフ、別グループのメンバーに対してのものと同じ内容だったといえる。長年苦楽を共にした盟友に贈る言葉としては他人行儀なのでは……と感じる人も少なくないようだ。

 これを木村流の照れ隠しと見るか、まだまだ距離があると見るか……。「新しい地図」側は木村へのわだかまりが解消されていることをうかがわせており、中居や森も木村との確執は感じさせておらず、奇跡の“再会”は「キムタク次第」といえるのかもしれない。
(文=沖田義豊)

<ライタープロフィール>
 ジャニーズ好きの男性ライター。現役ジャニーズはもちろん、辞めジャニの動向チェックも怠らない。ライバルは青木源太アナ。

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